注文住宅 失敗 生活動線

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失敗しがちな住宅は大体が生活動線が悪くなっている事に気づかないままに購入していることが多いと聞きます。

 

中でも人が集まりやすい所ではなく、一人で動くことが多い場所で感じる事が多々あります。

 

細かい事で言えば、キッチンなどでは主に右利きか左利きかによって広さを取るスペースの細かい違いや、良く向かうであろう、冷蔵庫の位置などによってもその動線は変わってくることになります。

 

洗面所やトイレの位置も重要で人が出入りしやすい場所に配置してしまうと、トイレから出にくくなってしまったり、出たらぶつかってしまったりと、日頃気にしなくてもいい所で、ストレスに繋がりかねません。

 

朝起きてから、自分の動きなどを思いおこして図面を見るとかなり想像できます。

 

その時は自分一人だけの動線ではなく、家族の動線も考慮して想像できると図面を見るのも楽しくなります。

 

失敗しない家づくりで大切なのは、いかに住んでからの事を想像できるかにかかっています。

 

住むことが目的なのではなく、住んでからの事の方が重要度がかなり高い為、未来設計を家族皆で想像を膨らませる事も大切な注文住宅を作る第一歩になる様です。

 

住宅の中で、家族みんなが集まる場所と言えば、リビングやダイニングが一般的ですが、実は注文住宅における失敗箇所は、リビングにも潜んでいます。

 

代表的なのは、注文住宅にしたにも関わらず、広さを把握しきれていない為に、家具が大きすぎてしまう事。

 

せっかく大きな家具や、家電を用意しても部屋の広さに合っていないと、すごく大げさな部屋になってしまいますし、言い方を悪くすれば完全に無駄なスペースを取られる事になります。

 

また、リビングに続くドアの配置も大変重要で、場所によってはその出入り口すら邪魔になってしまう事も。

 

リビングの広さももちろんですが、日当たりや、人の動線などにも配慮して選ばないと大変な失敗を招いてしまいます。

 

気持ちのいいリビングにするためには、細かい所にも注意したいものです。

 

注文住宅を建てるなら、キッチンにはトコトンこだわりたいもの。

 

毎日使う場所だからこそ、特に慎重になる方が多いとも聞きますが、こだわり過ぎて失敗したなんて例も多数口コミで上がっています。

 

まず広さに始まり、シンクの高さ、冷蔵庫の位置や、トップボードの種類や色に至るまで、こだわり出したらキリがありません。

 

それよりも毎日キッチンに立つであろう時間を算出し、疲れないキッチンを目指してみたいもの。

 

私も趣味で料理を良くするため、キッチンに立つことは多い方ですが、ケーキを焼くときですら少なくとも９０分はキッチンに立っています。

 

椅子が欲しいなと思う事もありますし、食洗機があったら、と妄想は膨らむばかり。

 

現状とあったらいいなをうまく融合させることで、失敗しないキッチンが出来上がる様に必要、不必要をしっかり見極めましょう。

 

近年の注文住宅にはあまり見なくなった、和室。

 

日本人には欠かせない部屋の一つだと思っていましたが、近年では大分少なくなったようです。

 

私の実家は築60年以上建っていて、畳の部屋しかないのですが、古さにはそれなりの良さもあって、実家が大好きでした。

 

もちろんベットやフローリングの良さもありますが、畳には畳にしか出せない和室のいい所が沢山あると感じています。

 

客間として使ってもよし、将来のご両親のお部屋にしてもよし、和室を設定しない事自体が注文住宅での失敗そのものと言えるのでは、と言い切れるくらい必要性を感じています。

 

もちろんそんな和室にもデメリットも。

 

湿気やダニなどの温床になりやすかったり、掃除も目地に合せないといけないので大変な所も多々あります。

 

しっかりメリット、デメリットを見分けて日本の古き良き文化を取り入れたいものです。

 

人間の活力を担う睡眠。

 

大切な睡眠時間を担う寝室に失敗があっては絶対にいけません。

 

私が注文住宅を建築することがあれば、必ず寝室は一回り広く取ります。

 

広すぎる部屋は落ち着きがなくあまり好きでは無いですが、ベットはクィーンサイズが理想的ですので、１０畳ほどは欲しいと感じています。

 

中心に置くであろうベットのサイズ感にもよりますが、やはり極端に狭いと感じる部屋だと圧迫感が否めません。

 

あとは、クローク。

 

寝室で起きてからの身支度が出来るような仕上がりじゃないと、洋服などをあちこちに置いてしまいそうで、一か所にまとめたいというズボラな考え。

 

あちこちに片づける所があるよりも一か所に固め、そこで全て終結させれるような家づくりが理想的ですね。

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