親子関係を円満にするために、いま注文住宅の中でダントツに増えている二世帯住宅。
親に気兼ねすることなく、同一住居に住める二世帯住宅は近年注目を集めるばかりです。
ですが、やはり注文住宅である以上、失敗するケースも。
中でも一番多い失敗例は入口の場所。
大体の二世帯住宅は、左右に入口が並んでいるケースがほとんどですが、やはり玄関で鉢合わせた時は気まずい様です。
私がもし二世帯住宅を注文するのなら、入り口は一つにまとめます。
二世帯と言えど、そこまで別にする必要もないですし、どこまで行っても家族は家族。
そこすら嫌なのに結婚するなんて少し度が過ぎています。
必要ない部分はなるべく共用し、プライバシーはキッチリ分ける。
そんな二世帯住宅が私は理想です。
住宅の中で、毎日必ず使わなければいけないのがトイレ。
注文住宅ではトイレの仕様も自分たちの好きにできるのがいい所。
日本のトイレは諸外国と比べても、至れり尽くせりの機能満載ですのでどのメーカーをとっても便器に失敗はほぼ無いと言っても過言ではありません。
むしろトイレの失敗で言えば、部屋の大きさとトイレットペーパーの壁掛けの位置、床や壁紙のお手入れのしやすさ等が失敗の原因となりやすく。中でも壁紙は慎重に選ぶ必要があります。
気の利いたハウスメーカーの営業さんなら汚れても落ちやすい壁紙などを勧めてくれますが、無知な営業マンは普通の壁紙を勧めてくるなんて事も。
少しでも掃除しやすく、汚れが落ちやすい壁にしておくだけで後々の失敗を回避できると感じています。
ここも危ないな、などと感じる所は予め掃除しやすいようにしておくのがポイントです。
住宅の中で一番最初に目につくであろう玄関。
綺麗な玄関に入ると、その家そのものがいい家の印象を与えることが出来ます。
アパートや、マンションでは広い玄関は無理でも、注文住宅なら何かと広く、便利な玄関を設定することが出来ます。
最近はシューズクロークなど場所を取る様になってきましたが、確かに一家4人住んでいると一人4足靴を持っていれば16足片づけるスペースが必要になります。
ブーツやシューズだけでなく最近では玄関にクロークを設け、お客様の上着をその場で預かってしまうケースも多い様です。
狭く設けて失敗してしまうより、広く設けて初めと終わりをそこで終結出来てしまうと、リビングなどが広く使える事になりそうですし、何より部屋の散らかり防止には一役買ってくれそうですね!
浴室にこそ、注文住宅の善し悪しが思いっきり出てしまうのではないか。とすら感じているほど、浴室は住宅にとって大切な一部屋だと感じています。
一日の疲れを癒し、家族のコミュニケーションをとる大切な浴室は、ただ広ければいいというものではありません。
なぜなら近年の浴室は著しい進化をみせ、その形状や用途は多種多様化してきました。
浴室における一番の失敗を私の中で厳選するなら、掃除がしにくい事が一番に挙がってきます。
どんなにいい設備をしていても浴室は清潔であるべきです。
カビや水垢だらけの浴室でどんなヒーリングを受けられるのでしょうか。
少し狭くて、設備が多少悪くても、すごくきれいな浴室にはその気持ちよさは代えられないと自負しています。
沢山揃えても、しっかりと機能させるだけの土台が無いのなら台無しになってしまうのでやめておいた方が無難とはっきり言えます。
出来る範囲の広さに、管理をしっかり出来る設備を備えましょう!
子供達も立派な家族の一員です。
大人が使う部屋だけではなく、子供の部屋にもこだわりを持てるのが注文住宅のいい所。
近年は狭小住宅も多く、子供の年齢が小さい内は広い部屋で一緒にし、大きくなったら部屋を間仕切りできるようなお部屋が多いと聞きます。
実際どのハウスメーカーも、仕様ごとに子供の部屋にもかなり力を入れている様に見て取れます。
ですが大きくなってからの方が子供部屋ン使用頻度が高くなることを念頭に置いておかないと、後々失敗したのでは?と感じる様になるかも知れません。
良く目にする、部屋にブランコや雲梯など小さい時はいいかもしれませんが、それは何年使うのでしょうか?
今お子さんが小さいからといって、使うのはせいぜい10歳前後まで。
家は60年から100年は住みたいというのにその10分の1の期間の為に作る必要性がどこまであるのでしょうか。
一時の感情に流されず、何年たっても愛される注文住宅を作れれば、失敗なんてなくなるはずです。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- 注文住宅で絶対に失敗したくないキッチンの問題とは?
- 注文住宅でベランダやバルコニー問題で失敗しない方法
- 注文住宅の失敗はベランダの問題から起こっていた!
- 注文住宅のリビングで失敗しないためには?
- 注文住宅失敗は音の視点も大切なポイント!
- 注文住宅の失敗は寒さが原因だった!?
- 注文住宅の失敗しないためのベストな採光とは?
- 注文住宅で絶対失敗したくない“臭い”はこうして回避!
- 注文住宅に失敗しないために暑さ対策はこうしよう!
- 注文住宅で失敗しないための寝室の注意点
- 注文住宅の失敗は、生活動線を配慮すれば防げる!
- 設備はこう対策しよう!注文住宅で失敗しないポイント
- 太陽光発電は本当に必要?注文住宅で失敗したくない
- 配線はここに注意!注文住宅の失敗はこう防ごう
- 注文住宅の失敗は売電を意識し過ぎたから?
- 注文住宅で収納に失敗しないルールとは?
- 注文住宅の失敗例。部屋の広さで起こるミスとは?
- 睡眠不足は一大事!注文住宅の失敗は寝室から起こる?
- どこに設置するか、トイレの成功・失敗はそこにあり!
- 出入口さえあればOK?失敗しない玄関の位置とは
- 和室って本当に必要?失敗しないためのポイント
- 浴室は大切な場所!だからこそ失敗は避けてリラックスできる環境を
- 今や主役のフローリング、失敗するのを防ぐには?
- 子ども部屋のあり方を研究!はたして、その部屋は成功、それとも失敗?
- 別次元の温かさ!床暖房の特性を活かして失敗のない生活を
- 機能的な納戸、失敗しない間取りで心地いい生活を!
- インテリアの失敗は部屋の失敗!お気に入りの空間をつくろう
- 考え疲れて失敗した?インテリア同様エクステリアも万全に!
- 失敗できません!住宅の快適さを左右するのは窓
- 二世帯住宅を失敗しないために、まずは充分な話し合いを!!
- 壁紙は部屋の総仕上げ、イメージをふくらませば失敗はなし!
- 注文住宅の失敗談を改めてまとめます。収納と音と採光が重要か?
- 窓を失敗すると注文住宅が台無しに!窓に対する我が家の考え方
- 生活動線を制する者は注文住宅を制す!失敗しない間取りの選び方
- 失敗すれば注文住宅は台無しに。設備投資は未来投資。
- インテリアで個性が際立つ。注文住宅は失敗を恐れるな!
- ベランダやバルコニーには失敗の原因が潜んでいる