エネファームと電力自由化は相性が良く更なるお特に?
エネファームは家庭用燃料電池、発電の機能があるので電力自由化によるメリットをより多く享受できる可能性があります。
例えば、電力自由化により多様化するプランとエネファームを組み合わせることで、得をするかもしれないのです。
2015年は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で主人公のマーティがタイムスリップした年。
それを記念して、ナイキやペプシは映画に登場するグッズが商品化、レクサスのCMにはホバーボードまで登場しました。
そして米国で公開されたのが「バック・トゥ・ザ・フューチャー MIRAI コンセプト」。
タイムマシンのデロリアンよろしくガルウイングを備えた1台で、奇抜なルックスが話題を呼びました。
さてMIRAIは、水素を補給して空気中の酸素と反応させ電気をつくる、トヨタの燃料電池自動車。
同様に都市ガスやLPガスから水素を取り出し空気中の酸素と反応させて発電するのが、家庭用燃料電池「エネファーム」。
発電の際に発生する熱でお湯も沸かしてしまうという、効率のよいシステムです。
それ以外にも、送電ロスがないのでエネルギーの有効活用が可能のため、CO2の排出量も削減できる環境性能の高さも評判です。
電力自由化で、各家庭に設置されるのがスマートメーター。
これにより、電力会社は30分単位で電力需要を把握できるので、それに応じた発電が可能。
コストの抑制がおこなわれるので、電気代が安くなることが期待できます。
また各家庭でも電気の使用量を時間帯別に把握できるので、電気代の高い時間は家庭で節電に努めるということが可能。
電気機器や部屋ごとの電気使用をコントロールする「HEMS」と併用すれば、より細かな管理がおこなえます。
これらとエネファームを組み合わせれば、計画的に発電もできるので、節電だけに努めるよりも効率的な電気使用が可能になります。
さらに太陽光発電を組み合わせるという選択肢もあります。
単に使用するだけよりも進んだ電気との付き合い方が考えられるでしょう。
「エネット」はNTTファシリティーズと東京ガス、大阪ガスの3社が共同出資して設立された日本最大の新電力。
現在は企業向けの電力供給がもっぱらのエネットですが、来年からの全面自由化に向けて、高い意欲を持っているとされています。
ガス販売の自由化も2017年に迫る中、ガス会社も新たなエネルギーの供給元として、模索の最中。
これからは、通信系のNTTとガスとの強いパイプを持つエネットだけに独自のサービスを提供してくる可能性があります。
エネファームを導入している家庭には割引価格で電気を供給するなどは、すぐにでも可能な電力プランです。
電気との付き合い方が変わるなんて、昔では考えられなかったことですが、そんな時代がすぐそこまで来ています。
もっとも「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のような派手さはありませんが、充分未来は来ているのです。
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