スウェーデンハウス 雨戸

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スウェーデンハウスに雨戸を付けているケースは非常にまれ。

 

３重ガラスのサッシに自信があるためか、スウェーデンハウスも雨戸を取り立ててすすめることはなさそう。

 

すっかり役割を終えたイメージが強くなる雨戸なのです。

 

皆さん、雨戸閉めてますか?

 

私は現在の家に住んで以来20年ほど閉めた記憶がありませんし、その前の家には、そもそも雨戸がありませんでした。

 

風雨を避ける、防犯・防火に、断熱・防寒に、、、。

 

竜巻が発生した時に雨戸があるのとないので、窓ガラスの被害に大きな差が出たとの話があります。

 

窓ガラスを一部切断し、開錠するサムターン回し、確かに雨戸があれば難しいでしょう。

 

断熱にも効果がありそうですが、そんなに雨戸って必要でしょうか?

 

防犯について、最近では防犯ガラスが標準仕様になった住宅ばかりです。

 

断熱については最近の住宅は、2重ガラスの窓ばかり、スウェーデンハウスに至っては3重ガラスの構造です。

 

そうなると雨戸に期待される効果は、残りの風雨を避けることと、防火ぐらい。

 

本当に雨戸は必要なのでしょうか?

 

スウェーデンハウスは木製のサッシを使っているのは有名ですが、開け方も独特で、縦回転をさせるのです。

 

この構造、いかにも輸入住宅といった感じでおしゃれなのですが、網戸や雨戸が付きにくいという特性があります。

 

網戸は屋内にレールを用いないタイプを設置しますし、雨戸はシャッタータイプを設置。

 

さらに、電動タイプになるのでしょう。

 

回転式のサッシを閉めた後だと、遠隔操作でない限り、雨戸を閉めることができなくなります。

 

雨戸１つ取り付けるのに、スウェーデンハウスはえらくコストがかかるのは、それだけ、雨戸を必要としていないということです。

 

雨戸も網戸もオプション、なぜなら両方とも必要ではないから、これがスウェーデンハウスの基本的な考え方です。

 

網戸はともかく、最近の住宅、特にスウェーデンハウスの場合、雨戸は高いサッシの性能から必要性は感じられません。

 

雨戸の役割として、防犯や断熱の役割は終わりましたし、風雨については物が飛んできて窓を直撃しない限り大丈夫。

 

スウェーデンハウスの木製サッシは、密閉性と防音性が高いので、暴風雨の時でも不安感は全くないとの話です。

 

もちろんスウェーデンハウスでも雨戸はオプションでは付けることができますが、今まで見てきた中で付けていたのは１軒のみ。

 

それも、特定の部屋の１枚の窓だけ雨戸が付いているというものでした。

 

考えてみれば、雨戸とは家屋に縁側があったころの名残のように思えるのです。

 

あれだけ巨大な空間が外向きに空いていると、風雨を避けるのに、雨戸を付ける以外にありませんから。

 

しかし縁側はすたれてしまいましたし、窓の性能は上がりました。

 

やはり、雨戸もすたれる運命にありそうです。

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