【2023年3月更新】スウェーデンハウスで後悔した体験談から欠点を検証
【結論】
スウェーデンハウスは素晴らしいハウスメーカーなのですが、住宅設備の特徴を理解することで、後悔するポイントを減らせます!(詳しくは記事の中で検証しています。)
- スウェーデンハウスを建てて後悔した実例 その1 実際に住んでみて感じたデメリット
- スウェーデンハウスを建てて後悔した実例 その2 満足だけど○○は後悔
- スウェーデンハウスを建てて後悔した実例 その3 設備に後悔
- 無料で泊まれる、宿泊体験型モデルハウスを利用するのも手!
- 北欧風で理想の家づくりができるスウェーデンハウス
- スウェーデンハウスは、やっぱり高い?
- スウェーデンハウスのメリット
- スウェーデンハウスの欠点・デメリット
- 意外過ぎる欠点!虫が苦手な人は要注意かも?
- 後悔しないためのチェックポイント 「スウェーデンハウスの特徴を理解しよう」
- 後悔しないための重要ポイントは「住宅設備」
- 個人的にはやっぱりスウェーデンハウスに憧れる!
- よくある疑問・質問
∟ スウェーデンハウスのデメリットって?
∟ スウェーデンハウスはなぜ人気なの?
∟ スウェーデンハウスは何年持つの?
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スウェーデンハウスの欠点といえば、真っ先に思いつくのは高い価格。
加えて、スウェーデンから直輸入だけに日本の生活との相性はどうなの?という疑問が思い浮かびますよね。
それを踏まえても、優れた住宅メーカーなのは間違いないのですが・・・
スウェーデンハウスを購入して後悔した、という気になる話を知人から聞きました。
えっ、なんでなんで??
スウェーデンハウスは、高級住宅メーカーであり、私にとっては“いつか住みたい”憧れの住宅メーカー。
実際にモデルハウスに足を運んで購入を検討していたこともありますので、詳しく検証してみました。
https://www.swedenhouse.co.jp/
まずは、スウェーデンハウスの基本情報から確認していきます。
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スウェーデンハウスは、北欧スウェーデンの福祉先進国ならではの考え方や優れた住宅性能を日本に届けたいという想いで1984年に設立された日本のハウスメーカーです。
最近では、北欧風デザインの雑貨が人気になっていることもあり、「なんかお洒落そう」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
もちろん、木造でお洒落なデザインもスウェーデンハウスが人気な理由のひとつですが、他にも住宅性能の高さや設備の質、スタッフの対応、アフターケアに至るまで満足度が高い人気のハウスメーカです。
実際に、2023年オリコン顧客満足度®調査のハウスメーカー・注文住宅ランキングでは、調査開始以来から9年連続で総合1位を獲得しています。
出典:スウェーデンハウス公式サイト満足度ランキング詳細ページ
また、全部で13個ある評価項目でも全て1位を獲得した人気ぶりです。
この調査結果で、もうひとつ注目したいのは、スウェーデンハウスが築年数7〜10年のオーナーさんからの満足度でも1位を獲得している点です。
新築の時にはきれいで美しい住宅も、年月とともに老朽化していくもの。新しく建てたばかりの頃は誰もが満足するものですが、家の老朽化と共に不満が出てくるケースは少なくありません。
しかし、スウェーデンハウスは、建築から年月を重ねている方からも高評価を得ている点から、何年経っても住み心地の良い家であることがわかります。
また、スウェーデンハウスは、さまざまなタイプの注文住宅を取り扱っておりラインナップが豊富なことでも知られています。
戸建住宅を建てたい方におすすめなのは、コンセプトに合わせて家づくりをする「コンセプト商品」と規格品を選んでデザインしていく「規格商品」という選択肢。
コンセプト商品には、こちらがあります。
・スウェーデンと日本の暮らしを融合させた「ミューク」
・平屋スタイルの「ビヨルク」
・高性能な北欧住まいに新しい生活様式に合わせた「サキタテ」
・エネルギー収支ゼロを目指した「ヒュースエコゼロ」
さらに規格商品として、下記のようなタイプがあります。
・家の形・間取り・カラースタイルを選ぶだけこだわりの北欧風住まいをつくれる「ヘンマベスト」
・基本プランに様々なアレンジを加えられる屋根付きデッキのある平屋「レットナード」
このようにスウェーデンハウスでは、自分の好みやライフスタイルに合わせた住宅づくりを叶えることができます。
スウェーデンハウスは高いという評判をよく聞きますが、それは本当でしょうか?
スウェーデンハウスの坪単価は約65〜180万円程と、他の人気ハウスメーカよりも高額です。
では、商品タイプごとの坪単価はどうなっているのでしょうか?
コンセプト商品の中では、若い世代や新しい生活様式に着目した「サキタテ」が坪単価70〜80万円程度と最安です。
出典:https://www.swedenhouse.co.jp/sakitate/
次に安いのは、平屋スタイルの「ビヨルク」で、坪単価80〜90万円程度。
出典:https://www.swedenhouse.co.jp/lifestyle/bjork/
こちらは、人気ハウスメーカーと同じくらいの坪単価です。
そして下記の4つは、坪単価85〜110万円程度とコンセプト商品の中で坪単価が高額な商品です。
・スウェーデンと日本の暮らしを融合させた「ミューク」
・エネルギー収支ゼロを目指した「エコヒュースゼロ」
・都市型邸宅の「レイディアンス」
・デザイナーが世界にひとつだけのデザインを提案してくれる「ヒュースプレミエゴーデン」
一方、選んで決めるスタイルの規格商品は、コンセプト商品よりも全体的に価格が抑えられています。
セレクト型住宅の「ヘンマベスト」の坪単価は70〜80万円程度、屋根付きデッキのある平屋「レットナード」は坪単価70〜90万円程です。
こうして商品タイプごとに見ていくと、人気ハウスメーカーと同程度の坪単価の商品もあり、一様にスウェーデンハウスの坪単価が高いわけではないことがわかります。
スウェーデンハウスの平均的な坪単価が高額な理由としては、輸入素材の使用が一番に挙げられます。
スウェーデンハウスでは高品質なものを使用するために、断熱材やサッシ、水回りの設備など、多くの部材を現地のスウェーデンで自社生産しているのをご存知でしょうか?
自社生産による品質管理を徹底して行っていることもあって、他の大手のハウスメーカーよりも輸入コストが多くかかり費用が高くなってしまうのです。
出典:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/quality/
ただし、スウェーデンハウスは、スウェーデンにおける住まいの考え方・暮らしの豊かさを原点として「世代を超えて住み継ぐ家づくり」をコンセプトに、
- 親の世代で家を建てて、子どもの世代に引き継ぎ、孫の世代まで残していく
- 3世代で住み続けられる性能が高い家づくり
を掲げています。
一方、日本の木造住宅の寿命は20〜22年ほどで、1世代で住むことが前提です。
家の寿命が5倍以上で、孫の世代まで残せる高い資産価値があることを考慮すると、坪単価が高額な理由にも納得できるのではないでしょうか。
次に、スウェーデンハウスを選ぶメリットについて詳しく検証してみます。
(1)高いデザイン性
スウェーデンハウスを選ぶ大きなメリットは、北欧風のお洒落な外装や内装です。
昨今は、北欧ブームもあって女性を中心に北欧デザインのものが人気を集めています。
アースカラーの塗装にナチュラルブラウンの建材、木枠の窓、大きい三角の屋根など、北欧デザインのお家作りをしたいなら、最もおすすめのハウスメーカーです。
高額でありつつもここまでスウェーデンハウスの満足度が高いのは、お洒落な北欧風デザインはもちろんのこと、コストに対してのリターンが大きく、性能面でこのようなメリットがあるからです。
(2)家が暖かい
真冬でもお家が暖かいことは、多くの人が感じているメリットです。
スウェーデンハウスの暖かさの秘密は、窓にあります。
ガラスは3層構造で、一般的なものよりも厚いものを採用しており、中空層(ガラスとガラスの間の層)を広くすることで、高い断熱性を実現しています。
出典:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/detail_window/
また、スウェーデンハウスの特徴である180°回転する窓は、周りを気密性パッキンで囲んだ構造になっているので、サッシと窓枠の間に隙間ができません。
そのため、一度温まった空気を逃さずにお部屋の温度が下がりにくいのです。
つまり、スウェーデンハウスは気密性が高いということ。
気密性が高いためか、隙間から虫が入りにくく「蚊に悩まされることが減った」、花粉の侵入を防げるため「花粉症もノンストレスになった」という口コミもありました。
出典:https://swedenhouse.birds-song.net/swedenhouse-diary/2203/
(3)遮音性が高い
住宅の遮音対策は、快適な暮らしには欠かせません。
スウェーデンハウスの木製サッシの3層ガラス窓は、32dBも減音できる遮音性があります。
これは賑やかなホームパーティーの声も、外からは静かな公園程度にしか聞こえない性能です。
逆に、屋外が交通量の多い交差点程度の騒々しさであったとしても、室内は閑静な夜の住宅程度の音に軽減されます。
▶引用元:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/detail_window/
これだけの減音性があれば、生活音が漏れることへの心配が減り、外部の音にストレスを受けることも少ないでしょう。
同じ土地でも、住まいが静かであれば、長く安心して住み続けられますね。
人気のスウェーデンハウスですが、デメリットについてもみていきたいと思います。
(1)費用が高い
100年住める家づくりをしているスウェーデンハウス。
家の寿命が長く資産価値が高いのですが、その分、坪単価が他のハウスメーカーよりも高額です。
内装デザインや設備で追加費用がかかるものを選択していくと、建設にかかる総額はさらに高くなってしまいます。
(2)高気密高断熱
スウェーデンハウスの大きな特徴である、高い断熱性と高い気密性がデメリットになる可能性もあります。
▶冬の乾燥
高気密高断熱の住宅は、冬のお部屋の乾燥が気になりやすいといわれます。
原因は、高い室温が保てることです。
「温度が上がると相対湿度が下がる」ので、室温が保てる暖かいお部屋は乾燥しやすいということになるのです。
さらに、スウェーデンハウスは木造住宅で、木が室内の湿度を吸ってしまうので、特に乾燥が気になりやすいといえます。
▶夏の暑
高い断熱性と機密性は、夏の暑さも維持してしまいます。
エアコンをつけないでいると、どんどん暑さがこもってしまうので、夏場はエアコンを使用して快適な室温をキープしていく必要があります。
▶においの充満
気密性が高いことで、空気の逃げ場が少なく匂いが充満しやすいというデメリットもあります。
スウェーデンハウスでは、24時間型換気システをが取り入れてはいますが、住宅全体の空気が入れ替わるのは2時間に1回。
出典:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/super_insulated/
換気扇などを使っても、お部屋全体からにおいが消えるには少し時間がかかるかもしれません。
(3)メンテナンスが大変
スウェーデンハウスのコンセプトである「世代を超えて住み継ぐ家づくり」を実現するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
スウェーデンハウスの特徴である木製サッシに関していえば、その気密性と外観の美しさを保つために数年に1度の塗装が必要になります。
出典:https://www.athooome.com/swh-maintenance/
実際にスウェーデンハウスで家を建てた方の口コミを調べていて、ちょっと意外な意見を見つけました。
それは、「虫が入りやすい」というデメリットです。
一般的な「日本の家」は、窓の外側に網戸がついているパターンが多いですよね。
しかし、スウェーデンハウスの場合は逆で、網戸が内側なんだそうです。
こちらの動画がわかりやすいと思うのでぜひ参考にしてみてください!
つまり、「暑いな」とか「空気の入れ替えをしよう」とか思って窓を開けようとした場合、網戸も窓も全開になる瞬間が必ず生まれてしまうのです。
そうなると、その隙に虫が入ってくる・・・!というわけ。
家の性能には直接関係がないように思われるかもしれませんが、虫が苦手な方にとっては結構、致命的なデメリットではないでしょうか。
日本の住宅でさえも小さな隙間から虫は入り込んできます。
スウェーデンハウスのタイプの窓だと、なおさら窓辺の虫対策をしっかりやらないと夜は特に危険ですね。
おそらく、北欧は日本のように高温多湿ではないので、蚊はいないのではないか?だからこのような構造になっているのでは?と思われるかもしれませんが、北欧にも蚊はいます。
それも、日本の蚊よりも大きくて凶悪だという話もあるので、現地の人たちがどんな虫よけ対策をしているのかも気になりますね。
では、実際にスウェーデンハウスを建てた方の体験談を検証してみましょう。
こちらの方は、スウェーデンハウスに住んで4年。
出典:https://fullbizlife.com/swedenhouse-regret/
このような点でデメリットを感じています。
・定期メンテナンス
・冬の乾燥
・夏の暑さ
・構造の制約
まずは、定期メンテナンスについて。
スウェーデンハウスは、ドアの塗装や換気システムの清掃、窓枠の塗装、サンデッキの塗装など、半年から数年のスパンでメンテナンスが必要になります。
100年住み続ける家を保つためにメンテナンスが必要だと思っていても、実際は面倒になりサボりがちになってしまうようです。
お手入れが好きな人はいいかもしれませんが、時間がなかったり面倒くさがりな方には定期メンテナンスが負担に感じるのかもしれません。
冬の乾燥については、お家を建てる前にも説明があったものの、完成初期の頃は想像以上に乾燥が強く、実際に、壁紙が割れてしまい加湿器を買い足すという事態になりました。
夏の暑さについては、エアコンがマストアイテムだと感じています。
こちらのお家では、建築当初、将来の子供部屋のエアコンをつけなかったようですが、真夏のエアコンのない部屋は、日光で室内が直接温められてとても暑くなってしまったそうです。
設計段階では、構造に大きな制約がありました。
この要因は、スウェーデンハウスが創業当初からこだわり続けている窓とモノボックス構造®にあります。
出典:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/aseismic/
モノボックス構造®とは、強度のある木造の壁パネルを接合して一体化させた構造のことをいい、これがスウェーデンハウスの優れた耐震性能を実現しているのですが、一方で、窓の位置がズラせないので設計の自由度を下げてしまいます。
スウェーデンハウスは、構造上の理由から注文住宅であっても完全自由設計は難しいようですね。
次は、スウェーデンハウスに満足していながらも後悔した点があったという「家を建てる.com」様の体験談をご紹介します。
出典:https://hometateru.com/swedem.html
まず、価格の高さについてです。
この方が選んだ「AIM(アイム)」という商品は、坪単価だけで約80万円。
土地が33平米だったため、建物だけで約2600万円。
希望の土地を購入して、さらに家も建てたところ、予算オーバーになってしまいました。
スウェーデンハウスは、他の人気ハウスメーカーよりも建築費用が高いので、その分土地にかけられる費用は限られてしまうことが考えられますね。
冬場の乾燥は、この方も強く感じており、初期の頃に壁のひび割れができてしまいました。
電気代については、性能が高く保湿性が高いため冷暖房費用が抑えられるという営業を受けました。
しかし、実際に住んでみると電気代は12,000円程度で、そこまで効果を感じることができていないようです。
標準設備についても後悔している点があるとのこと。
スウェーデンハウスの食洗器は、標準だと指定のメーカーになりますが、標準の食洗器にしたところ食器が入れにくく容量が少ないという問題点がありました。
また、お風呂は好きなメーカーから選べたものの、スウェーデンハウスが勧めるメーカーが安いという理由で選んだところ、浴室の水はけが悪く掃除の頻度が増えてしまったようです。
ハウスメーカーのおすすめだから、追加料金がかからないから、といった理由だけで選ばないように注意が必要ですね。
次にご紹介するのは、スウェーデンハウスに住んで3年になる方の経験談です。
出典:https://watashiiro.me/swedenhouse-regret/
この方も、スウェーデンハウスで家を建てたこと自体は後悔していないものの、「もっとこうしておけばよかった」、「もっと確認しておけばよかった」という点があるそうです。
まずは、網戸について。
建築当初から1階の窓に網戸をつけておけばよかったと後悔しています。
この方は、花粉症ということもあって窓を開ける機会が少ないということで、2階の2箇所にだけ網戸をつけました。
しかし、住んでいくうちに、年に数回は「たまには窓をパーっと開け放って風を通したい」、「どうせ開けるなら1階も2階も開けて家中に外の空気を入れたい」と思うようになります。
スウェーデンハウスの窓には、もともと網戸がないので、どこにいくつ付けるかは自分で決めなければなりません。
また、建設当初に網戸をつけないことを選択して、住んでいくうちに「やっぱり網戸をつけたい」と思った場合には、追加料金を払って追加の工事が必要です。
さらに、スウェーデンハウスの網戸は、アルミの部分が木製窓を覆うような形で取り付けられるため、外見の美しさを損なってしまいます。
あとから網戸を付けたいとなるとハードルが高いので、初めから付けておけばよかったと思うのも納得です。
食洗器やお風呂といった設備についても、後悔した点があるといいます。
間取りなど他のことを決めるのに手一杯だったこともあり、「標準でも問題ない」という営業さんの言葉を信じて、標準の食洗器を選びました。
しかし、実際に使ってみると食器が入れにくく容量が少ないので使い勝手が悪かったのです。
また、同じ理由から、お風呂もスウェーデンハウスのおすすめメーカーから選んだところ、サイズが大きく水はけが悪い、掃除がしにくいものになってしまいました。
スウェーデンハウスでは好きなメーカーからお風呂を選べますが、おすすめのメーカーだと金銭面の融通が効くので、実質はその中から選ぶことになります。
お家を建てるときは、ついつい間取りなど大きなところに注目してしまいますが、キッチンやお風呂など毎日使うものについても、使いやすさやお手入れのしやすさも考慮して、しっかり選ぶようにした方がいいのですね。
スウェーデンハウスで家を建てて後悔しないためには、スウェーデンハウスの特徴をしっかり理解する必要があります。
(1)メンテナンスに手間がかかる
スウェーデンハウスは、他のハウスメーカーよりもメンテナンスに手間がかかり頻度も高い傾向にあります。
コンセプトである「100年住み続ける家」を保つためには、こまめなメンテナンスが必要なのです。
ちなみに、スウェーデンハウスでは、50年間の無料定期検診システム「ヒュースドクトル50」を用意しています。
「ヒュースドクトル」とは、スウェーデン語で「住まいのお医者さん」という意味。
この表のように、引き渡し3ヶ月後から、コンスタントに定期検診&メンテナンスのアドバイスを無償で行ってくれます。
出典:スウェーデンハウス公式サイトのヒュースドクトル50より
家も人間と同じ。定期検診をして、未病を防ぐことは大切です。スウェーデンハウスの家に長く住み続けるためにも、「ヒュースドクトル50」をうまく活用するといいでしょう。
(2)完全自由設計ではない
スウェーデンハウスは、モノボックス構造®という工法を採用しています。
出典:https://www.sh3422.com/method
これは、木造の壁パネルを接合して一体化させた面で支える工法で、これがスウェーデンハウスの優れた耐震性能を実現しています。
しかし、この構造であるゆえ、窓の位置はずらせないので、大きな吹き抜けや大きなリビングを作るのは難しくなってしまいます。
(3)坪単価の高さ
スウェーデンハウスは、他のハウスメーカーと比較して平均の坪単価が高額です。
坪単価が高い分、土地に当てられる費用が少なくなり、理想エリアは諦めなければならないケースも存在しています。
(4)高温多湿への対応が必要
スウェーデンハウスは、スウェーデンの家づくりをベースにしており、寒い地域での暮らしを快適にすることについては得意分野です。
一方、日本の夏や梅雨といった高温多湿の時期はほぼないので、エアコンや除湿機を使用しながら生活していくことが必要になります。
ここまでご紹介してきたように、スウェーデンハウスで家を建てたこと自体はよかったけど、住宅設備に後悔ポイントがあるという方もいます。
いざ、スウェーデンハウスで家づくりをするとなったら注意したいポイントをまとめていきます。
(1)食洗器 |
スウェーデンハウスの食洗器は、標準だと指定のメーカーになります。 |
---|---|
(2)お風呂 |
スウェーデンハウスでは、お風呂は好きなメーカーから選べます。 |
(3)網戸 |
スウェーデンハウスの窓には、もともと網戸がついていません。 |
無料で泊まれる、宿泊体験型モデルハウスを利用するのも手!
もう一歩踏み込んで、モデルハウスでは分からないリアルなあれこれを自分で体感ができるのが、スウェーデンハウスの宿泊体験。
ただし、地域によっては、体験できる場所とそうでない場所があるため、実際に問い合わせをしてみました。
そして、数日後に届いた資料がこちら。
静岡県には、葵区に宿泊体験型モデルハウスがあるようです。(人気エリアだけあって、販売価格は5000万超え…!)
お家の間取りは、3LDKの2階建て。
部屋数が多いので、お子さんがいる4人家族ぐらいにぴったりなイメージですね。
ひと目見て、良いな!と思ったのが、キッチン横のパントリー。しっかり広さがあって、缶詰や調味料のストックなどがたくさん入れられそうです。
あとメンテナンスフリーのアルミバルコニーも2F主寝室横に設置されていて、実際の使い勝手が気になります。
もし洗濯OKなら、洗濯機を回して、バルコニーに干してみるのも良いかもしれません。
ちなみに、宿泊体験をするなら、真冬の見学がベスト!
外の気温がぐっと冷え込む寒さ厳しい時だからこそ、スウェーデンハウスの断熱性や気密性など住宅性能の“本当の性能”が分かりますよね。
タイミングが合うときに、実際に宿泊体験をしたいと検討してます!
個人的にはやっぱりスウェーデンハウスに憧れる!
スウェーデンハウスは、北欧デザインのおしゃれな外観と高い性能を合わせもつ、人気のハウスメーカーです。
絵本に出てきそうな薄いアースカラーやかわいいデザイン、100年住み継げる資産価値の高い家に魅力を感じている人が多いのではないでしょうか。
ただし、おしゃれだから・資産価値が高いからという理由だけで選ぶのは危険。
スウェーデンハウスの特徴やデメリットを知らずに選んでしまうと、冬の乾燥やメンテナンスの大変さなどを住んでみてから知ることになり、後悔してしまうかもしれません。
人生の買い物の中で、最も大きな出費になるかもしれない「お家づくり」。
理想のお家を手に入れるためには、良い情報と悪い情報の両方を知って納得することが重要です。
スウェーデンハウスに興味がある人は、まず公式ホームページを覗いてみるところからはじめてみましょう。
建築実例やさまざまな商品プランの特徴を詳しく知ることができます。
また、エリアやご希望の条件を選ぶだけで、要望に合った間取りを探すことができる「間取りシミュレーション」というサービスもあるので、理想のお家づくりに役立てることができそうです。
出典:https://madori.swedenhouse.co.jp/search
もっと詳しく知りたい!と思ったら、ぜひモデルルームに足を運んでみてください。
スウェーデンハウスが人気の理由を体感できると思います。
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