スウェーデンハウス 構造

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スウェーデンハウスの構造は基本ツーバイフォー、高い気密・断熱性能を実現するには理想的な構造です。

 

しかし、耐震性についてはどうでしょう。

 

スウェーデンハウスはオリジナルの金物で耐震性を高めていると主張するのですが、、、。

 

北欧からの輸入住宅であるスウェーデンハウスについて、色々調べ得ていると、不安な点が１つ浮かびました。

 

それは、地震への対策はどうなっているのか？という点です。

 

一番のセールスポイントになっている、高気密・高断熱については、寒い地域の住宅を輸入しているので際立つのは理解できます。

 

しかし、スウェーデンなど北欧は地震が少ない地域です。

 

そこの住宅を輸入したからといって、地震に強い構造となっているのでしょうか？

 

スウェーデンハウスの構造は、面で支える「モノボックス構造」とされています。

 

これは、柱と合板で形成された箱で家を建てていくもので、地震の揺れを面で受け止め分散するというもの。

 

柱は企画の２インチ×４インチより太くなっていますが、ツーバイフォーと基本的に同じです。

 

ツーバイフォーは箱で家を建てる分、高気密・高断熱は実現しやすくなっています。

 

最近、スウェーデンハウスを上回る高気密・高断熱性をセールスポイントにしている、一条工務店も基本的な構造はツーバイフォー。

 

他にも、現場での加工が少なくて済むので品質のばらつきが出にくい、工期が短いなどの利点を持っています。

 

そして、世界中の住宅で最も広く使われている構造でもあります。

 

では、地震についてはどうでしょうか？

 

しかし、耐震性についてはどうなのでしょうか？

 

スウェーデンハウスについては、パーツ一つ一つが頑丈な上に、それをつなぐ接合金物の剛性を高くして、耐震性をアップ。

 

つまり、ただスウェーデンから住宅を輸入してくるだけではなく、オリジナルの金物で耐震性を高めているというのです。

 

壁と基礎をつなぐのにホールダウン金物、土台と基礎をつなぐのにアンカーボルト。

 

壁パネルと床をつなぐのに帯金物、壁と床をつなくのにフレームコーナー。

 

これらの工夫で高い地震に対する構造を実現していると主張しています。

 

こういったことを知ると、耐震性にも優れた構造だと納得したくなりますが、実際のところ実現している等級は２。

 

もちろん建築基準法をクリアしていますし、その1.25倍の強度を持っているということですから、充分強い構造と考えられます。

 

しかし、国が定めている最高の耐震等級３を標準ではクリアできていません。

 

クリアにはオプション料金が必要となるのです。

 

高気密・高断熱については、あれだけ執拗に追及していたスウェーデンハウスなのに、耐震性についてはあっさりしている。

 

そんな感想を持たざるを得ません。

 

国の基準をクリアしているから、優秀な構造を持っているのは間違いないのですが、、、。

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