スウェーデンハウス 基礎

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スウェーデンハウスは通常より強度を増した布基礎を用いていますが、加えて地盤改良工事に力を入れる傾向にあります。

 

基礎も地盤に力を入れるのがスウェーデンハウスの考え方、通常の住宅よりも重い本体を支えるためなのです。

 

建物の基礎は、その上に乗る住宅を支えますから、非常に重要な部位で、施工方法は「布基礎」と「ベタ基礎」の２つにわかれます。

 

布基礎とは、１階の壁や柱の下部だけを鉄筋コンクリートで支える方法。

 

ベタ基礎とは、壁の下だけでなく建物の低部全体を鉄筋コンクリートで支える方法です。

 

布基礎の場合は床下には土が露出していますが、ベタ基礎の場合はすべてコンクリートで覆われます。

 

ですから布基礎の方がシロアリの被害にあいやすい、とか線で支える布基礎の方が面で支えるベタ基礎より強度が弱い。

 

そんな風にいわれており布基礎はよくないといった言い回しをよくみかけます。

 

スウェーデンハウスは布基礎。

 

そこで不安を感じる人は、オプションでベタ基礎に切り替えることもできそうなのですが、布基礎が基本になっています。

 

通常の住宅よりも太い柱を使い重量があるスウェーデンハウスが布基礎というのは、どうも納得できない。

 

そんな声が聞こえてきそうですが、実際はどうなのでしょうか？

 

布基礎が壁の下だけを支えるといっても、断面の形状は「Ｔ」の字を回転させた形になっています。

 

つまり、線で支えているわけではなく、しっかり面で支えているのです。

 

また、床の下がすぐ地面になっているといっても、地面と接している部分はすべてコンクリート。

 

直接、木の部分が触れているわけではないので、シロアリに被害を必要以上に警戒する必要はないのです。

 

また、ベタ基礎が面で家を支えるといっても、一部の地盤がもろければ、面ごと傾くという事態は避けられないでしょう。

 

スウェーデンハウスの布基礎の断面は、通常より重量がある家本体を支えるために、ボリュームを増したものになっています。

 

また基礎を築く地盤の調査はどの住宅メーカーと比較しても劣らないほど慎重。

 

すぐに地盤強化の工事をしたがると、陰口をたたかれるほどだというのです。

 

地盤強化工事の費用は規模によって変わりますから、一概にはいえませんが車が１台買えるほど。

 

住宅メーカーによっては地盤の調査は形だけというところもあるというのに、、、ちょっと、考えさせられますね。

 

スウェーデンハウスにいわせると、いくら強度が高い基礎を用いようとも、地盤がぜい弱だと意味がないということでしょう。

 

そういえば、布基礎の方がベタ基礎よりも施工費は安く上がるといいます。

 

その分を、地盤強化に回したと考えればよさそうです、ちょっと足は出てしまいますが。

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