大安心の家プレミアムはサッシが変わっただけなのか?
大安心の家プレミアムが通常のものと何が違うか、大きく異なるのは外観です。
それだけで高くなるの?
そんな声が聞こえてきそうですが、大安心の家プレミアムのコスパに注目すれば十分なレベル、外観が好きになったらしょうがないのです。
タマホームのベストセラー「大安心の家」の上級モデルが、「大安心の家 プレミアム」。
両者は何が違うのか?
まず、外観が違います、サッシが大きくなりました。
、、、なんだ?それだけか、という声が聞こえてきそうです。
しかし、サッシが大きくなることによって、軒や玄関下がり壁のラインとサッシの上部をそろえることができます。
これで、シンプルかつ高級感のある外観になるのです。
また、サッシを大きくすることにより、通風を妨げる天井下の垂壁をなくすことができます。
これで、空気がたまることがないので、通風の効率を上げることができるのです。
加えて、軒の張り出しも大きくしてありますから、夏場に日光が入りこむのを防ぐことができます。
そして、サッシが大きいことで、部屋を広く感じるという副産物もあります。
また、外壁に使われているサイディングも違います。
通常ならば、サイディングボードの継ぎ目はシーリングを用いるのですが、「大安心の家プレミアム」はシーリングレス。
見た目もいいですし、シーリングのメンテナンスという手間も軽減されます。
また、ボードの塗装もグレードが高いものを用いていますから、塗膜も15年保証。
再塗装のメンテナンスも2/3となるのです。
加えて、日本古来の重厚感のある塗り壁を選択することも可能となっています。
もちろん、長期優良住宅や省エネルギー等級といった住宅の基本性能は、「大安心の家」同様高くなっています。
木造軸組に耐力面材を加えるという構造も変わりませんし、ベタ基礎を用いているという点も変わりません。
これにより、耐震等級3をクリアしているのですが「大安心の家」ではオプション扱いだった制震ダンパー。
これが、プレミアムでは標準装備となります。
さて、これだけの仕様の変更で坪単価に直すと2~3万円程度のアップで済むといいますから、どうなんでしょうか。
まあ、基本見栄えが良くなるだけですからねえ、、、ただ、これだけの仕様が整っていても坪単価は50万中盤で納まるはず。
坪単価は70万円~といった住宅メーカーが多い中、やっぱりタマホームはコストパフォーマンスが高いといわざるを得ないでしょう。
誰かが「大安心の家プレミアム」は車で例えるならば、エアロパーツが付いたスポーツ仕様のグレードといっていました。
実際、住宅の基本性能は変わっていないのですから、非常にうまいことをいうと思います。
でも、「大安心の家プレミアム」もスポーツ仕様も好きになってしまったらしょうがないのです。
コストパフォーマンスが下がるわけでもないのですから、よい選択ではないでしょうか?
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