大安心の家と木麗な家の最大の違いは耐震性!
大安心の家と木麗な家、最も大きな違いは耐震性。
これをどうとらえるかで、大安心の家と木麗な家のどちらを選ぶかか決まります。
加えて、細かな違いが見えてきますが、もちろんオプションで追加することは可能なのです。
低価格を前面に打ち出すことで業績を伸ばす、ローコスト系の住宅メーカーの先駆けとなったタマホーム。
他に多くのローコストを売りにした住宅メーカーが出てきたことで、ただ安いだけでは市場において優位性を保てなくなりました。
そこで、現在の主力商品「大安心の家」のように、値段と内容のバランスの良さをセールスポイントとするようになりました。
それでも、住宅メーカーは色々な人たちをお客さんとしていかなくては、立ち行きません。
そこで、大安心の家をローコストにした「木麗な家」を商品ラインナップに加えています。
木麗な家の最大の特長は自由設計の注文住宅である点と、木造軸組・日本古来の構造で建てている点。
加えて30年の長期保障・点検も付いてきますし、オール電化システムも標準で付いてきます。
ここまで見ると、木麗な家と大安心の家ほとんど違いはなさそうですが、実際はどのような点で違いがあるのでしょうか?
木麗な家は次世代省エネ基準で見ると、非常に優秀な数字を出しており、この点では大安心の家に劣りはしません。
しかし、耐震性においてホームページ上に記載がないということは、耐震等級はクリアできていないということ。
つまり、長期優良住宅の認定はオプションなしで得ることはできそうにありません。
、、、これが一番大きな違い、現在、長期優良住宅という国が定めた基準が、住宅の善し悪しを計る基準となっています。
しかし、住宅を建てるコストがかかるだけで、長期優良住宅のメリットが見つけられないという声は耳にするのです。
木麗な家は耐震等級は長期優良住宅こそクリアできていませんが、建築基準法上の基準はもちろんクリアしています。
木麗の家と大安心の家、最も大きな違いは以上のこととなるのです。
木麗の家と大安心の家、他の違いは非常に細かくなってきます。
例えばユニットバスが標準で1坪半あるのが大安心の家なのですが、1坪になるのが木麗の家。
熱交換式の換気システムが付いてくるのが大安心の家で、第3種換気システムなのが木麗の家。
他には洗面台が狭くなる、外壁のサイディングが薄くなる、屋根に陶器瓦は使えなくなる、、、この様な小さな違いがたくさん。
これで、木麗の家と大安心の家の価格差は坪単価に直すと2万円中盤となります。
40坪の家で約100万円の差、、、うまい具合にコストダウンしたなあ、という印象です。
ここからさらに、オール電化と次世代省エネ基準を除くと「元気の家」になります。
さあ、考えどころですね。
タマホームの主力商品が大安心の家ですが、それに似た商品の木麗な家。
オール電化が標準装備で価格も似たり寄ったり。
これならあまり違いがないように思いますよ。
本当に細かな違いでは、大安心の家のユニットバスは標準で1坪半あるのに対し、木麗な家は1坪でした。
お風呂場にこだわりぬく人ならば絶対に大安心の家だ!と言うのかもしれませんが、オプションをつければ木麗な家でもユニットバスを大きくできることを思うと、さほど大きな違いにはなりません。
このように、細かいところを詰めていく段階で違いがわかるようになるのが両者です。
強いこだわりが特にないのであれば、私ならそれぞれの違いをざっくりと営業マンから聞いた後、サッと良さそうな方に決めてしまいそうです。
ここまで似ていると商品を分けた理由はイマイチわかりません。
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