大安心の家は注文住宅なのに壁の位置が決められていた!
大安心の家には、構造を補う耐力壁が用いるなど、コストがかかっている一方で、壁をつくる間隔などが細かく定められている大安心の家。
どこでコストを削るか、大安心の家を見ているとタマホームの考えがよく理解できるのです。
タマホームの「大安心の家」、構造は基本的に日本古来の木造軸組工法を用いています。
しかし、単に柱や梁を組み合わせて造っていく工法では、強度にやや難があるといわざるを得ません。
そこで耐力壁、力をかけることができる壁材を使用することによって、木造軸組の構造を補強する方法を取っています。
この耐力壁で家を組み立てていくのが、最近よく聞く2×4構造の住宅。
大安心の家は、木造軸組工法と2×4工法の良いところを集めて造ったようなものなのです。
ですから、国が定めた耐震等級3をクリアするなど、高い剛性を実現しています。
グレードを下げた「元気の家」では、耐力壁は用いられていませんので、耐震等級3までの数字は出ていないのです。
耐力壁、非常に大きな役割を果たしているのです。
そんな頑丈な構造をローコストで実現してしまうのだから、タマハウスはすごいなあ、、、。
と思うのですが、実はカラクリがあります。
その一つが人件費を大幅に削減することで、ローコスト化を実現化しているという点。
ですから、他の住宅メーカーと比較して建築士やインテリアコーディネータの様なスペシャリストが少ないのです。
- スペシャリストの役割を各営業担当者がこなす、
- 面倒な事はあらかじめおこなわない。
そこで生まれたのがタマルール。
構造計算上の面倒を省くために、例えば4m以内に壁か柱を入れなくてはならないというものがあるのです。
また、木造軸組構造とはいえコストカットのために、モジュール化は欠かせませんから、壁を移動するにも単位ごと。
最低単位が25cmといいますから、微妙な調整ができなかったりもするのです。
また、インテリアコーディネータがおらず、関連会社の「タマリビング」を紹介してくれるだけ。
壁紙を選ぶにしても、何らかのアドバイスをしてもらうことは不可能です。
それぐらいスペシャリストがいなくても、自分たちでやれる。
こんな施主さんばかりならばいいのですが、迷ったりしてしまうと、どうしても事がスムーズに運ばないというデメリット。
さらには、用いている壁紙も大抵の住宅メーカーのものは、オリジナルでデザインしたものだったりするもの。
しかし、タマホームではごく一般的な汎用品だったりするのです。
だから安い、、、それをメリットとらえるのアk、それともデメリットにしてしまうのか。
施主さんの力量にかかる部分が非常に多いのが、タマホーム、大安心の家なのです。
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