どのハウスメーカーに家を建ててもらおうかと悩むのは楽しいですが、その基準の1つに外観のおしゃれさがあります。
三井ホームなんかは洋風の家により近づけるために、あえてメンテナンスが必要な塗り壁を使用するほどのこだわりを持っています。
これによって外観がよりキレイに見えるのです。
ですが、メンテナンスが必要な外壁材を使うのであれば、外断熱を採用しているならば定期的な点検は必須条件になります。
家の中からはわかりませんが、外壁材が劣化してくるとのそのダメージは外断熱の断熱材にまで及びます。
内側ではなく外側に断熱材があるので、外壁材のダメージの影響を受けやすいのです。
このことを思うと、外壁材の劣化が少ない素材選びが外断熱の性能を維持する方法と言えますね。
快適さを求めるなら、最初の外壁材選びには気を付けようと思います。
外断熱について調べていると、外張り断熱という言葉もちらほら見かけます。
聞こえとしては私は外張り断熱の方が馴染みがあったのですが、これらに違いはあるのでしょうか。
ややこしかったのでまとめてみると、要は断熱材が施されるその建物に違いがあるだけで、性質は同じでした。
鉄筋コンクリートなどの熱伝導率が高い建物の外側に断熱材を施すと「外断熱」と呼ばれ、木造住宅などの熱容量の小さい建物の外側に断熱材を取り付けると「外張り断熱」と呼ばれます。
ネットで調べものをしていると外断熱と外張り断熱が同意語のように書かれていて混乱していたのですが、こうしてみるとわかりやすくなりました。
ハウスメーカーに鉄骨の家が多いなら外断熱と表記されるでしょうし、木造住宅を建てるメーカーなら外張り断熱と記載されていると思います。
家の外壁材に何を使うかは悩みどころです。
今主流となっているタイルはメンテナンスが必要なく、汚れもつきにくいとあって人気です。
しかしその分値段が高いことがネックです。
一方サイディングはタイルよりも安いのですが、10年に一度のメンテナンスが推奨されており、塗り替えをします。
もしサイディングの家で外断熱を取り入れているならば、メンテナンスは怠らないようにしましょう。
何故なら、外断熱は外壁材から近いので、外壁の劣化がそのまま外断熱のダメージになってしまうからです。
サイディングはデメリットが多いように言われますが、塗り替えごとに色を変えてイメチェンを楽しんでいる家庭もあります。
家の気分転換が途中でできるので、サイディングと外断熱のコンビネーションは一概に悪いとは言えないように思えます。
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