これから注文住宅を建てるなら、外断熱については是非とも考慮しておきたいところです。
快適な暮らしを送る上で必要なのが家の中の温度調整なので、家そのものがそれをできたらエアコン稼働率が少なくても丁度良い温度で暮らせます。
そのために断熱性が高い家が人気です。
内断熱か外断熱か迷うところではありますが、一部情報によれば木造住宅の場合はどちらでも大きな差はないようです。
ただ、一般的に言われているのが外断熱の断熱性は高いけれど、値段も張るということです。
内断熱はその逆ですね。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、これらのうちどちらを我が家にとって良いと感じられるかが問題です。
私としては、初期費用がかかろうとも、その後の電気代がその分おさえられるのなら外断熱の方が良いように思います。
断熱性能を高めるために家に外断熱を施そうと思うと、坪単価もその分高くなります。
坪単価は家を建ててもらうハウスメーカーを選ぶ際に目安となる重要なポイントですから、外断熱がないバージョンとあるバージョン、同じハウスメーカーでもこの比較は行っておきたいです。
外断熱の機能を高めたいならその分使う断熱材も厚くなりますし、高価になります。
詳しい情報となると見積もりを取ってもらわなければ具体的数字は出ないので、本気で家を建てる計画を立てているであれば複数のメーカーに同じ条件で頼んでみましょう。
こうすることでどのメーカーが安いのか、外断熱のうちどんなアプローチの仕方をしてくれるのかがわかります。
比較検討をするのは時間もかかりますが、決して安い買い物ではないのでこれをする価値は十二分にあると思います。
エアコンで空調管理はできるけれども、やっぱりつけっぱなしは電気代が気になるし、できればもっと快適な暮らしがしたい!
そう思っていると、家を外断熱にリフォームするという選択が見えてきます。
相場としては、旭化成でリフォームを頼むと33坪の家で焼く100万円という情報がありました。
断熱材そのものにかかる費用や、屋根や床にも断熱材を入れるのでその工事費が必要です。
一部だけ外断熱というのはなかなか断熱性能は上がらないので、値段はどうしても少し高いと感じるかもしれませんね。
外断熱という仕組みが、家全体を覆うようにして断熱材を入れることなので、それは仕方ないと割り切りましょう。
後はお財布と相談です。
少しでも安い方が嬉しいのですが、薄くて安い断熱材を入れても効果は発揮できないので、いたずらに壁をいじっただけになってしまうと思います。
多くの注文住宅が2階建てですが、平屋もその暮らしやすさで言えばランクは上位です。
階段がないというだけでバリアフリーなので、高齢者や、将来の自分たちのために作るプランもあります。
これに外断熱を施せば、バリアフリーな上に断熱性が高いという快適性においてかなり優れた家になるでしょう。
平屋は大家族には向いていませんが、こじんまりとしたライフスタイルを送る夫婦二人暮らしなどには最適です。
必要以上に部屋を作ってしまい結局使わなかったという例も多いですが、これだと部屋もお金も大変もったいないです。
平屋なら一度エアコンで家の中を温めれば、2階よりも小さな範囲なのでその温度がより長く保てます。
平屋だったらウッドデッキを作りたいなと思いますが、ここは外と面しているので外断熱にプラスして窓の断熱性も考えたいですね。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- ハウスメーカーが外断熱を勧める理由には何があるのか
- 断熱性能を外断熱で上げたのに換気して大丈夫?
- ログハウスにした場合、外断熱は必須なのだろうか
- リフォームで外断熱をつけるとしたら抜け目なく!
- ベランダと外断熱の相性は最悪?どちらを取るか考えよう
- 外断熱の家の耐久性はどうして高くなるのか
- 住み心地の良い家なら、費用が高くても外断熱かな
- 外壁材のメンテナンスはしっかりと!外断熱をダメにしないために
- 外断熱を考えているなら断熱材の種類を知っておこう
- 輸入住宅は外断熱が当たり前?得られるメリットとは
- 防音素材としても使える断熱材を使って外断熱を取り入れよう!
- 暖房を使う頻度を少なくできる外断熱なら冬の光熱費が楽しみ!
- 外断熱は断熱材を入れたら終わりじゃない?メンテナンスも必要
- 出窓はおしゃれだけど、外断熱のためには控えたい
- 太陽光発電と外断熱で電気代をダブルでおさえる!
- 3階建てとなると外断熱はちょっとキツイかもしれない
- 無印良品の家は外断熱と内断熱、両方使っている!
- 増築時に外断熱の工事も一緒にやるとなると厳しいかも
- 外壁材のタイルと外断熱の組み合わせはデメリットもあり