電力自由化で電気代はどれぐらい安くなる?1割程度?
来年は電力自由化元年といわれていますが、何が起こるのかわかりづらいもの。
まずは現状の独占状態での電気供給体制が、不自由なものであると認識するところから始めましょう。
電力自由化により独占が崩れると、どんなことが起こるのでしょうか。
長年連れ添った夫婦は互いに、空気のような存在と呼んだりしています。
あるのが当たり前すぎてふだんは有難味を感じないが、なくなると即生活に支障が出てしまうようなものといった意味でしょうか。
日常生活でも、空気のような存在はたくさんあります。
ライフラインがそれに当たり、中でも電気・水道・ガスの3つは、命の存続に直結しているだけに、正に空気のような存在でしょう。
現在、日本には地域ごとに10の電力会社があり、地域ごとに決まった会社から電気を買っており、それを普通のことと思っています。
生活の基盤を支える電気ですから、大企業に任せておけば安心と思っています。
しかし、2011年3月の東日本大震災、それに伴う原発の事故、電力の不足を思い出してください。
その時生まれた、従来通りの大企業任せの電気で大丈夫か、というムードが電力自由化のきっかけです。
電力会社が地域を独占している規制を緩和し、それ以外も発電に参加できるようにしようという動きが生まれました。
フォーマルな席に招待されたときに持っていくバッグがない場合、奮発してヴィトンで10数万円のものを購入しました。
さて、世の中にルイ・ヴィトンしかバッグを扱っているメーカーがなかったらどうでしょう。
子どもが学校へ持っていく袋類まで、すべてヴィトンしか買えません、これは悪夢です。
電力会社が独占している状況は、いわばそのようなもの。
選択肢がないからしょうがない、世界的にみて日本の電気は高いといわれていても、手の打ちようがありませんでした。
家計に響く、ぐらいならまだかわいいもの。
製造業にとっては死活問題、ただでさえ人件費が高い国内での製造は国際競争力を失い、国力の低下に直結します。
そこで、大量に電気を使う工場やビルに限って新規参入した電力会社を比較して電力が最も安い電気を買うことが可能になりました。
それが2000年、それから徐々に対象は増えていき、現在では公共施設やチェーン店、コンビニまで広まっています。
それが個人の住宅まで広がり「全面」自由化になるのが2016年です。
これまでの電力自由化は日常生活と離れていたので実感は少ないかもしれませんが、電力自由化で参入した会社は450以上あります。
2016年からは、これらの新電力から電気を買うこともできますし、従来通りの電力会社を選ぶこともできるのです。
これにより電気料金が安くなる以外に、発電方法によって電力会社を選ぶということも一般的になるかもしれません。
いずれにせよ、消費者にとって選択肢が増えるのは良いこと。
ヴィトンのバッグしか選べない世界は異常な世界なのですから。
電力自由化のメリットとは?金銭的なメリットが無ければ意味がないよね
電力自由化がおこなわれると、電力会社で独占されていた市場が開放され、競争が生まれます。
結果、もたらされるものはメリットがほとんどです。
反面、電力供給の不安定化への懸念というデメリットもありますが限定的なもの、電力自由化を楽しみに待ちましょう。
電力自由化、もう少し正確に言うと電力小売りの完全自由化は来年の4月、もう目前に迫っています。
電力の自由化自体は、2000年にすでに始まっています。
規制が緩和された、大規模な工場や商業施設ではメリットがあるはずです。
しかし、限定的なもので商品が安くなったりといったところまで還元されていないので実感がありません。
ですから、電力自由化の範囲が家庭まで広まると聞いても、ピンとこないものです。
しかし、この規制緩和により解放される市場規模は7.5兆円というインパクトがあるもの。
大きなメリットがあるはずなのですが、実際はどうなのでしょうか。
今まで10ある日本の電力会社が独占してきた、7.5兆円市場の取り合いが始まります。
電力自由化に伴い参入した新電力は450社以上、他の電力会社に負けないように、価格とサービスの面で競争が進むでしょう。
具体的には、電気を少しでも安く供給しようとするでしょう。
また、現在深夜電力の割引がおこなわれていますが、もっと割り引ける時間帯が設定されるようになります。
後述の、スマートメーターの設置が、その鍵になります。
電力自由化に合わせて新しい電力計、スマートメーターの設置が始まっています。
順次設置されていき、日本中にいきわたるのは2024年。
まだ先になりますが、各家庭に設置されることもあり生活に大きな影響を及ぼす機器です。
スマートメーターにはリアルタイムで電気の使用量を把握できる機能が付いており、そのデータは電力会社に送られます。
これにより電力会社は電力が不足するであろう時間帯を予測できるようになり、適切な電気の使用を呼び掛けるようになります。
これにより需要のピークを避けることができるので、全体的に割安な料金になることが期待できます。
また、現在の夜間電力は、需要の少ない時間帯の電力を割安な値段で提供してくれますが、さらに発展したプランも考えられます。
夜間だけでなく、需要が少ない時間帯をピンポイントで割り出せるので、もっと細かな割引の提案を受けることもできるでしょう。
電力の効率的な利用や、用途に応じたサービスや料金プランが提供されるようになるのです。
一方で、電力供給が不安定化するのではないかという懸念もありますが、導入当初の限定的なものでしょう。
安く、便利に、現在想像できる電力自由化でもたらされるものの多くはメリットです。
電力自由化が本格スタート!私たちの暮らしに起きる変化とは
電力自由化について、その詳細と消費者が知っておくべきメリットやデメリットを解説。
2011年、日本では福島第一原子力発電所の事故を契機に「電力が足りない!」という大パニックになりましたよね。
あの時、電気を自由に購入できる仕組みがあったら、状況はもっと違っていたかもしれません。
1995年から段階的に進められてきた電力自由化の改革は、2016年に最終的な段階に進みます。
電力自由化によって私たちの生活はどう変わり、また、どう変わらないのか?
知っておきたい基本知識をまとめました。
目には見えない電気。
それでも、その電気がなければ現代の生活は成り立ちません。
私たちはそれを「買って」暮らしているわけですが、購入先を自由に選べるようになるとどんなメリット&デメリットがあるのでしょうか?
ちまたでは、「2016年4月から電力自由化になる!」と話題になっていますが、そもそも電力が自由化するとはどういうことなのでしょうか?
電気の契約をされたことがある方ならご存知かと思いますが、これまでは住む地域によって管轄する電力会社が決められており、消費者の私たちには「電力会社を選ぶ」という権利はありませんでした。
例えば、北海道に住んでいる人は北海道電力、東京に住んでいる人は東京電力、東海に住んでいる人は中部電力、大阪に住んでいる人は関西電力・・・と、固定されていたのです。
しかしこれからは、携帯電話会社を選ぶように、「どの会社から電気を購入するか」を選べるようになります。
つまり、「自由に」電気を買えるようになるということなんですね。
大手の電力会社だけではなく、
- ガス会社やベンチャー系の発電会社(風力発電や太陽光発電など)、
- 通信会社(携帯電話会社やインターネットプロバイダ会社)
・・・と様々な企業が参入してきますから、企業間の競争も激しくなることが予想されます。
自社に発電設備を持っている企業にとっては大きなチャンスですね。(工場を持っている企業は、自家発電をしているところが多いです。)
みなさんは、携帯電話会社やインターネットのプロバイダを選ぶ際に何を基準に選びましたか?
やはり、料金が安かったりお得なセットプランがあったりすると心惹かれますよね。
電力自由化も同じで、各企業は様々な料金プランを用意して契約者を獲得しようと奔走するでしょう。
結果的に、今までよりも光熱費を安くできる可能性がある!というのが最大のメリットです。
例えば、
- ガスとのセット料金プラン、
- 太陽光発電システムとのセットプラン、
- 携帯電話とのセットプラン、
- インターネット回線とのセット、
- スマートハウスとのセット
・・・等々。
少しでも月々の光熱費が安くなるプランを選ぼう!ということで、一般の私たちも今まで以上に電気の“動き” を意識するようになるでしょうね。
視覚的にその動きを把握しやすいように、各家庭には専用の電力計(スマートメーター)が設置されるそうですよ。
ただ、色んな会社が参入することには不安も伴います。
これまでは「○○電力」と名のついた専門業者が国の許可を得て独占していたわけですから、私たちもなんとなく暗黙の安心感がありましたよね。
でも、これからは他の業界の会社も電気を売るようになるわけです。
- 「それって大丈夫なの!?」
- 「電気ってそんなに簡単に作れるの?」
- 「電線はどうするの?」
- 「いきなり電気が止まってしまったりすることはないの?」
と、一抹の不安も覚えませんか?
本当に、責任を持って安定した電力を提供してくれる会社なのかどうか、それをどうやって見極めたら良いのか・・・。
光熱費が安くなるのはありがたいことですが、不安な要素も多過ぎるように感じます。
調べてみたところ、電気を送るネットワーク(電線や変電所)は既存のもの(つまり、これまで大手電力会社が使っていたもの)を使って送られてくるのだとか。
新しく算入する企業(「特定規模電気事業者」と呼ばれます)は、お金を払って送電線を使わせてもらう(レンタルする)ということらしいです。
万が一、契約した会社が電気を送れなくなったとしても、従来の大手電力会社が継続して電気を送り続けるというルールになっています。
ですから、「いきなり停電する」という心配はありません!
また、中央には「広域的運営推進機関」という司令組織が設置され、全ての地域に安定的に電力を送れるようにコントロールしてくれるのだそうです。(例:Aの地域が電力不足になった時は、地域Bに指令を出してAの地域に電気を供給する。)
ですから、東日本大震災の時にように「どこかの地域で災害が起きて発電ができなくなった」という場合でも他の地域から電気を調達することが可能になります。
電力自由化というと、なにやら大きな変化が起こって私たちの生活も激変する!というイメージもありましたが、私たちの実生活にはそれほど変化はありません。
今までと同じようにコンセントにプラグを差し込めば電気が使えますし、電気そのものの“質”が変わってしまうわけでもありません。
要は、月々の請求書を送ってくる会社と料金プランが変わるだけなんですよね。
料金といえば、場合によっては安くなるどころか高くなる可能性もあるというウワサもあります。
これまでは料金が高くなり過ぎないように国が規制をしていましたが、今後はそれもなくなります。(そういう意味でも「自由化」なんですね・・・。)
電気の原料となる燃料費が高騰した場合は電気料金も上がる可能性がありますので、「ずっと料金が安いまま」という保証はどこにもないのです。
こうしたデメリットやリスクについては、自分で情報を集めなければ知りようがありません。
正しい目を持っていないと、詐欺に引っかかる危険性もありますよね。
制度の変わり目は、「よくわからない」という消費者の弱点をうまく利用する詐欺が増える時期もありますので・・・。
「自由になる」ということは、選ぶ側にも「自己責任」が生じるということ。
自分の身を守るためにも、これからは私たち消費者自身も電気についての正しい知識を身に着け、「賢い消費者」になる必要がありそうですね。
電力自由化によって「何が変わって、何が変わらないのか」、まずはそこを正しく認識しておきましょう!
注文住宅の総合情報
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