中古住宅購入のメリット・デメリット。値引き交渉と狙い目について
新築の家も魅力的ですが、費用がかからないというメリットがある中古住宅購入も悪いものではありません。
特に若い世代に人気ですし、リタイア後、夫婦で小さな家に住みたいという願いを安く叶えられるのも中古住宅です。
メリットは他にもあり、注文住宅のように時間をかけて建てるわけではないので、引っ越しがすぐに可能となることです。
反対にデメリットは、以前住んでいた人の家のメンテナンス状況が悪いようなら、安く買えてもその分メンテナンス費がかかってしまうということです。
また、家を移動させることができないため、立地条件は自分の意思で変えることができません。
注文住宅なら土地購入のところからスタートできるので、この辺りの違いは大きいですね。
自分のライフスタイルに合ったものがあれば、取られる前におさえておきましょう。
中古住宅を購入する際、値引きをしてできるだけ安く手に入れたいというのが皆さんが思うところでしょう。
値引き交渉術についてはネットでもたくさん記事にされていますが、いざ人を目の前にすると気後れしてしまいますよね。
ここでポイントとなるのは、ただ安くしてくださいと言うのではなく、比較対象を見せてから値引き交渉に入ることです。
相場がわからないのならどれくらいの値段が妥当なのかわかりません。
だから似たような条件の物件を探し、これはこんなに安いのだからと、具体的な値段を見せるのです。
プロと対峙するわけですからあまい点もあるでしょう。
それが不安であるならば、時間があるならより精度を上げるために不動産屋で似た物件を探してもらうのも手です。
中古と言っても家ですから、大きな金額がかかっている大事な交渉です。
中古住宅を購入するなら、その値段は重要ポイントです。
もし気になるハウスメーカーが既にあるのなら、そこで新築を建てた場合の価格を知っておくのは役に立ちます。
例えば、立地条件がほぼ一緒の隣同士の家があったとして、建てた年も間取りも一緒だったとします。
でも片方は1000万円で、片方は2000万円だったら、それはハウスメーカーの坪単価が違うからかもしれません。
坪単価が100万円ハウスメーカーが建てた家の中古住宅と、坪単価30万円の家の中古住宅だったら違いは出ますよね。
同じ条件でできるだけ安く中古住宅を手に入れたいなら、もともと新築で建てても安いハウスメーカーを指定して探すというのも一つの方法です。
あがってくる候補は少なくなるので、それで不満であればハウスメーカーを変えて再度検索してみましょう。
どの中古住宅にしようかと迷った時、狙い目があれば必ず仕留めたいですよね。
自分の希望する立地条件や間取りがあるなら、それを妥協しなければなかなか狙い目となる物件は確保できません。
大抵の人が諦めてしまうからです。
安い物件の条件の一つは、メンテナンスが十分に行われていない物件です。
ですが、購入後に修理を頼むのであれば、それは一概に安いとは言えなくなるでしょう。
これくらいは修理しなくても大丈夫と思えるようであれば安く済むので、内見でどれくらいのダメージなのかを把握することが必要です。
自分で修理が可能な範囲であれば、安いうえに快適な暮らしができるのでDIYが得意な人には狙い目の物件となります。
庭の草がボーボーのところもまた、庭の手入れを時間をかけてやれる人にとっては狙い目となります。
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