中古住宅で後悔したくないなら失敗例から学ぼう!
後悔しない中古住宅の選び方はもちろん人それぞれですが、一番大事なのはその家のことをよく調べることではないでしょうか。
思ったより値段がかかってしまったと後悔するのは、その後にかかるメンテナンス費や諸費用まで考えていなかったから。
給付金が下りないと後悔するのは、給付対象である中古住宅がどのようなものかをチェックしなかったから。
自分で防げる後悔なら、このようにその物件をよく調べることで事前に防ぐことができます。
それでも防げない後悔については、住んですぐにボロが出始め、劣化具合がタイミング悪くあらわになったことなど、住んでみて初めて分かるようなことが多いです。
これは新築にも同様に言えることですが、運も多少は関係してくるなと思います。
売り手さえも予想していなかった不備があったなら、それは仕方ないと受け入れなければなりません。
中古住宅を買ったのに、それを失敗だったと結論付けてしまうほど残念なことはありませんよね。
新築よりは安いとは家、何千万円といった大金をはたいて手に入れた我が家なのですから。
失敗例を反面教師として捉えることができるのはネットの良いところです。
口コミで失敗したという意見が多かったのは、時間をかけなかったことにより、契約後により良い物件を見つけてしまったことでした。
中古住宅を購入する人の中には、転勤で急に引っ越しが決まることがあります。
そうなると物件を吟味している時間が少なく、物理的に内覧に行くにも時間が足りないということも。
家を探す期間は多少仕事を早引きしたり料理を簡単なものにしたりして、家探しに時間をかけるべきなのでしょう。
これというものが見つかれば、その後は下手にサイトを見ないというのもコツですね。
購入してから気づいた中古住宅の欠陥例としては、しばらく経ってからお風呂の脱衣所のドアの閉まりが悪いと感じるようになるなど、細かいところが挙げられます。
最初に中古住宅を購入したいと思い内覧をする時には、個人や不動産会社がその家の悪いところも紹介してくれます。
でないと後から難癖つけられてはかないません。
相手も売りたいという意志があるのでできれば悪い箇所には触れたくないものですが、クレームを入れられるのはそれ以上に困るのです。
だから購入前には気づかなかったことも、購入後に徐々に感じるようになってくるというのが多いです。
どうしても前の家と比べてしまうということがあるので、ダメなところに目が行ってしまうのでしょう。
多少は仕方ないとして、大きな欠陥がありどうしても気になるようならリフォームが妥当だと思います。
新築と違って、中古住宅の寿命は短いです。
それを長く更新しようと思ったら、リノベーションやリフォームで輝きを取り戻し、メンテナンスを必要な時に必要なだけしないといけません。
長寿の家を作るハウスメーカーを調べ、そこが建てた家に絞ると寿命は長くなるでしょう。
また、長期優良認定住宅なら一般の住宅よりも耐久性が高いと判断されているので、これから良質な家に長く住みたいというのであればチェック対象です。
築年数を見るのも重要で、築何年経っているのかを意識しておきましょう。
寿命が長い家というのはやはりそれに比例して値段が高くなっています。
耐久性は目に見えないので安い家の方が良いと思いがちですが、壁の中の柱や断熱材の質を考えると、高いのはその寿命が長いからなのかもしれません。
その家の価値がどこにあるのかは確認しておきたいですね。
新築と違って、中古住宅はその劣化が気になるという人も多いです。
購入した時点で既にいくつか気を付けたいというところもあるかもしれませんし、なかったとしても目に見えないところがどうなっているかはわかりません。
劣化対策としては、新築当時施してあっても効果が徐々に薄れてくるものを再度業者に頼むことです。
例えばシロアリ対策などがそれに当たります。
防腐剤は新築時に一度散布しただけでは何十年もその効果を持続させることができません。
だから点検時にはその散布をオススメされたりもします。
木造の中古住宅を購入したら、その家が最後にシロアリ対策をしたのがいつかをチェックしましょう。
これらのメンテナンスを怠らなければ、劣化はしてもそのスピードを落とすことができると思います。
そのための費用も用意しておきたいですね。
安い値段で買えるからというのが中古住宅のメリットですが、さすがにボロボロの住宅となると躊躇してしまいますよね。
それでもその立地が気に入ったという場合には、建物自体を安く買い、その後リノベーションするのが一般的な流れです。
実は、この中古住宅とリノベーションのセットはよくあるもので、既にリフォームされた中古住宅を購入する人もいます。
自分でリノベーションやリフォームをしなければならないのは時間がかかるというデメリットがありますが、逆に考えれば思うようにアレンジできるというオリジナリティーあふれる我が家となります。
かかってくる費用は安くはないので、その点を考慮しつつ計画を進めましょう。
私なら、雑誌に載っているような空間を作れないかと業者に提案したいですね。
個性的な注文も受け付けてくれるのは魅力的です。
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