住宅ローンに残債があっても、住み替えはできる?
今住んでいる家の住宅ローン残債があるから、まだ新しい物件は買えない、そう思っている人もいるでしょうけれど、実際には残債がありながら新しい物件を購入する人は多いです。
どうやっているのかというと、今の家を売却してしまい、そのお金をローン返済に充てているのです。
足りなければ貯蓄額を足し、それでローンを完済します。
これなら次の新しい物件を購入しても、ダブルローンにはならずにローンを一本化できます。
住宅ローンを完済するまで住み替えはできないと窮屈に思う必要はないのですね。
ただし、売却して貯蓄額を足してもローンを完済するまでの金額に達しない場合は別です。
それならしばらくはダブルローンになることもあるでしょう。
このケースはあまりないとは思いますが、念のためシミュレーションをしておきたいですね。
ローン残債があると住み替えができないというのは間違いです。
実際は、その家を売却して得た金額でローン完済をしている人も多いです。
だから住み替えをする時には残債ありではできないと思うのはただの思い込みということになります。
転勤などで引っ越しが必要になった場合、その全ての人が残債なしで引っ越していったかというとそれはないでしょう。
多少貯蓄はあったかもしれませんが、売却したお金全てがそのまま蓄えとなるパターンは稀です。
そのお金を使ってローンを完済させている人が大半だと思います。
まだ新しい家だけど仕方なく引っ越すことになったと言っても、新しいならその分家の価値は高くなり、値段設定も高くできます。
そのため、買い手さえついて、貯蓄がある程度あれば新しい家にどんどん住み替えることだって可能なわけです。
まだ住宅ローンがある状態で住み替えを行う場合、その家を売却したお金でローンを完済します。
しかし、ローン残債なしの場合はその必要がないので、新居はちょっと贅沢ができちゃいます。
気を付けなければならないのは、ローンを完済した家の大半が古くなっており、売ってもそこまでの値段にはならないことです。
例えば当時35年ローンを組んでいたとしたら、その家の価値は随分と下がっていることでしょう。
売れただけでもラッキーかもしれません。
だから、贅沢ができると言っても気持ち程度と思っておくことがポイントかなと思います。
私なら、オプションを付けてキッチンなどの機能をワンランクアップグレードさせたりと、微々たる楽しみを見出したいですね。
せっかくローンを完済したのなら、新居のローンを重荷にはしたくないです。
今の家の住宅ローン残債がある状態で住み替えを行う場合、フラット35は利用できるのでしょうか。
結論から言うと、フラット35は住宅ローンで活用できるものであり、住み替えローンでは使えないようです。
そのため、もし利用するのであれば新居の住宅ローンを組む際に使うだけでしょう。
もともと住宅ローンは長期間返済していくものなので金利が安く設定されています。
それでもその期間が長ければ長いほど負担は大きくなっていくので、フラット35は固定金利を35年続けてくれるところが特徴になります。
新居を構える時に、単純に住宅ローンとして利用する、そういう使い方なら住み替え時でも多少楽になるのかなと思います。
ただ、調べてみると住み替えローンの方が手っ取り早いなと思う点もあるので、よくよく比較してからの方が後悔がないと思いました。
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