住み替え失敗談から注意点を学びました。
住み替えで失敗したという経験はしたくないものなので、ネットで失敗談を反面教師として活用しましょう。
アパートから住み替えをした人の失敗談では、更新料を支払ってからすぐに住み替えたことによってもったいないことをしたというものがあります。
2年に1回ある更新料、支払ってしまったらまだ2年は住めたのにと思うと確かに少し損をしましたね。
また、売り先行で挑戦した人は、その後いいなと思える物件がなかなか見つからず、借り住まいの期間が長くなってしまったともあります。
借り住まい自体が悪いわけではなかったそうですが、そこにいるだけお金はかかりますからね。
慣れない環境を子どもに強いたことも後悔していました。
誰もがそんなに何度も経験しない住み替えだからこそ、失敗は生まれて当然だと思います。
それを活かしてくれる人がいれば、その人も少しは救われますね。
マンションからマンションへ住み替える時、そのマンションを管理する会社を離れずにいれば仲介手数料が無料となる場合があります。
これはお得なので使いたいという人も多いのですが、これによって逆に失敗してしまったという人もいました。
失敗談を見ると、その会社が管理する物件以外にも候補に上がる良い物件があったそうなのですが、仲介手数料が無料という言葉に惹かれて断念したそうです。
しかし、これが後で失敗の原因だとわかったとのこと。
住み始めてみたら思ったより生活改善されず、もう一つの候補をもっとよく調べておくべきだったと後悔していました。
仲介手数料が無料と言っても、それは家賃1ヶ月分くらいなのであまり重視しすぎるのもどうかなと思います。
それに惹かれて他の会社の物件をよく見ないのは、選択肢を自ら狭めていることだと理解したそうです。
マンションに住み替えた人の中で、失敗したという人の話を見てみると共通点が見つかります。
その中にある費用面の共通点は、不動産取得税と住み替え費用の計算ミスをしていたということがありました。
不動産取得税は、特に狭い部屋を買った時にかかってくるようです。
広い部屋ではないから安くつくと考えていると計算が狂ってきそうですね。
0円という場合もあれば何十万円という場合もあり、幅が広いので計算がしにくいところだと思います。
そういう場合は最も高い場合で予想しておけば無難でしょう。
住み替え費用の計算ミスはありがちで、家具や家電を新しくしたら予想以上にかかったというものです。
あまり安すぎるのも不安なので、やっぱり日本製でそれなりの機能が保証されているとなると費用は削りにくいと思います。
失敗する住み替えというのは、将来の「もし」を予測できていない買い方をした場合です。
例えば、親が一人暮らしに不安をのぞかせていることを知っているのにも関わらず、それを無視して自分たちの都合で住み替えを行った場合などです。
施設に入居してもらうということを視野に入れるならまだ良いのですが、仕方ないと後になって一緒に住むことになればそのような間取りへの住み替えでなければ暮らしにくいです。
問題点は、このように将来性を見通せなかったことにあります。
子どもは当然実家を出ていくだろうと思っていても、もしかしたら就職先が近くで見つかり、結婚も地元でするかもしれません。
そうしたら、住み替え先が狭くなってしまうかも。
無数の選択肢を想定する必要はありませんが、ある程度の可能性は考慮すべきだと思います。
今問題となっている待機児童。
少子化が進んでいるとは言え、この問題はまだまだ解決しませんね。
そこで、もし保育園がいっぱいで子どもを預けられない共働き世帯は注意点を考慮しつつ住み替えを検討することがあります。
理由は、親に自分の子どもの面倒を見てもらえるからです。
親と同居したくはないけれど、子どものためにはもっと近くに住んだ方が何かと都合が良いという場合があります。
父親か母親、どちらかが仕事をやめるという選択肢もありますが、復帰しにくい職場であるとその決断はなかなか難しいでしょう。
シングルマザーなら尚更仕事は辞められません。
協力してくれる親がいるなら、住み替えも視野に入れて良いのではないでしょうか。
数年とはいえ寂しい思いをさせるのは可哀そうなので、早い段階から新しい環境選びをしておくと良いと思います。
親が年を取ってきたら、住み替え先として人気となるのが二世帯住宅です。
近くに住んでいるだけでは問題が解決しないという場合、一緒に住む選択肢があれば生活のお世話もできて双方安心でしょう。
この際、注意点は中古の二世帯住宅を買う場合です。
一口に二世帯住宅と言っても、完全分離型や共有型といって間取りがかなり異なります。
完全分離型は、玄関からお風呂、キッチンまで全て別々で暮らせますが、一つ屋根の下で暮らすことには変わりありません。
共有型は、キッチンやダイニング、玄関は共有するけれど、お風呂やトイレは別々にするということもできます。
中古では注文住宅のように一から要望を具現化できないので、たとえ見つけたとしても自分の家族に合うかわからないのです。
希望通りの物件を見つけるのは他より難しいと感じます。
COLUMN:住み替え前にハウスクリーニングはするべきか
住み替えで家を売却するとなると、ハウスクリーニングを勧められます。
義務ではないので出費を抑えようと思ったら抑えられる費用ですが、何故勧められるのでしょうか。
答えは、2016年に出たこんなデータにありました。
過去5年間で、住み替えをした人の中で前の物件をまだ持っているという人が32.6%いたのです。
この数字、皆さんは多いと見ますか?
少ないと見ますか?
私は結構多いと感じ、5年間も固定資産税や管理費を支払い続けて売れないというのであれば、個人的にはハウスクリーニングはしておくべきかなと思います。
見学に来た人の印象が大きく変わるので、その分早く売れるかもしれません。
キレイに使っていれば入念なハウスクリーニングの必要性は高くありませんが、すぐ売りたいのであればしておいて損はないように感じます。
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