住み替えの方法は意外とシンプル!注意点ほぼ全て解説します。
住み替えをしたいなと思っても、最初にその方法を知らないことには中途半端な妄想しかできません。
難しいように思いますが、きちんと整理しておけば自分の理想のスタイルが見つかります。
住み替えには大きく分けて2パターンあるので、このうちどちらが良いかを判別する必要があります。
買い先行は、住み替え先の物件を先に見つけ、売る物件は後回しにする方法です。
売り先行は、先に自宅を売ってしまってから新居を見つける方法です。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、選択できないのは転勤などにより引っ越し時期が決まっている人です。
いつまでに移動しなければならないと決められているなら、とりあえず引っ越してから前の自宅の売却を考えなければなりません。
不動産会社に行くなら、自分の状況ではどちらが良いのかを相談しましょう。
自宅を売って新居に引っ越す住み替えをする場合、その手順と流れを先に大まかに知っておくと後々安心できます。
まずは、頼れる不動産会社に連絡しましょう。
ネットでそれぞれを比較しつつ探すのも良いですし、地元の不動産会社に直接足を運んで相談してみるのもOKです。
そこで住み替えの相談をし、住み替えシミュレーションをします。
自宅がいくらで売れると予想されるのか、新居にいくら使えるのか、その住宅ローンをいつまでの払い終えたいのか、等々を考慮しながらヒアリングを行ってくれます。
その後は、買い先行なのか売り先行なのかに分かれて話を進めます。
買い先行なら物件探し後に売却の手続きを、売り先行なら買い手探しを仲介してもらってから仮住まいや新居探しをします。
ざっくりとですが、大体はこのように進んでいきます。
マンションからマンションへ住み替える場合、その手順はシンプルです。
先に売った方が良いという人もいるので、その場合はまず今のマンションを売る手続きをするために、家主に連絡をします。
するとここで退却の手順は教えてくれるので、それに従います。
ガスや電気、水道などの支払い手続きも忘れずにしましょう。
退却後は、すぐに新居が見つからない場合が多いので仮住まいとなります。
同じマンションを管理する会社ではその手配をしてくれるところもあります。
そこで新居を探し、理想の部屋が見つかればそこに移動して住み替え完了となります。
細々として手続きはあるので、漏れのないよう気を付けましょう。
調べてみると、仮住まい期間が3か月程度であれば、住民票は新居に引っ越した後で変更する人が多いみたいです。
住み替えをしようと思ったら、たくさんの手続きをする必要があります。
ただ家を買うだけでなく、元の家も売るという2つのことをするのでその分手続きは多くなります。
どちらの場合も担当してくれる不動産会社が丁寧に説明してくれるはずですが、正直素人にはわかりにくいものもあります。
文面だと余計にそうなので、わかりにくい部分については担当者に自分から説明を仰ぐことも重要です。
契約してから後悔しても遅いですから、手続き内容の把握は絶対です。
特に気を付けたいのは、買うよりも売る場合の契約ですね。
見知らぬ買い手に良いイメージを持ってもらわなければならないので、自分が売り手となり気を遣うべきだと思います。
不動産会社の腕の見せ所ですが、自分も協力することで買取率が高くなる可能性があるからです。
住み替えを行うなら、新しく購入する家に対して手付金を支払う必要があります。
これは名前は知っていても内容は説明できないという人も多いです。
手付金とは、「家を購入しますよ」という意志表明として、簡単に契約を解除されないように買主が売主に対して支払うお金です。
もちろんこれは、売主に対しても「やっぱり売るのやめた」と契約破棄をされないようにする力があります。
相場は購入する不動産の約1割程度となっていますが、実際のところ確実な金額はその時になるまでわかりません。
手付金は契約を結ぶ時に支払うものなので、それまでに用意できるよう準備しておきましょう。
これを支払えばもう購入したも同然のようなものなので、できるだけ契約を解除しない方向で進めます。
手付金を無駄にしないためにも、契約前のチェックは重要だと思います。
住み替えにおいて仲介手数料を少しでも安くしたいなら、家を売却する不動産会社と家を購入する不動産会社は同じにしておくことがコツです。
仲介手数料が安く済むだけでなく、他にもメリットがあります。
まず、窓口が一本化されることによって計画が立てやすくなります。
売る方も買い方も同時進行で別の窓口で行うと頭が混乱してきますが、1つの不動産会社に頼めば担当者と二人三脚で行うことができます。
売ることも買うことも相手が考えてくれるので、お得なサービスや情報の期待もできますね。
選ぶべき不動産会社は、不動産を売ることが得意な会社です。
売れなければ損ですし、どんな家でも売れるようにできるというのはその会社の大きな強みです。
個人的には、住み替え前には信頼できる不動産会社探しに時間を取りたいですね。
ある調査によると、シニア世代は住み替えによる満足度が90%以上とかなり高いそうです。
住み替えに関する意識調査を50~80歳のシニア世代に行うと、その半数がコンパクトなマンションへ住みたいと思っていることがわかったとあります。
リタイア後は退職金を使って優雅な暮らしをするのではなく、質素で良いと考えている人が多い結果となりました。
理由としては、家の維持が面倒になった、家が古くなっているというものが多いです。
今から更に新築を建てるとなるとまた金銭的な負担がかかってしまうので、精神的に開放されたいのかもしれないと思いました。
また、シニアということで介護のことも考えているようです。
介護に関するサービス付きの住宅への住み替えを検討している人もおり、子どもと一緒に暮らしていない不安感を拭う努力が見えました。
住み替えをする場合、そのまま最初に不動産会社に行く人も多いと思いますが、実はその前にしておいた方が良いことがあります。
それは無料でできる一括査定です。
家の査定はその会社によって金額が異なるので、まずはどこが一番高い値段を付けてくれるのかを判断しておくのです。
もし、知らずに査定額を低く見積もる会社に最初に足を運んでいたら損をした気分になりますよね。
最初にプロに相談した方が良いとは言いますが、査定が必要な場合はそれが必ずしも当てはまるとは限りません。
一括査定なら複数社に査定をお願いできるので、値段を重視するならここから始めるのが定石でしょう。
サービスの質などは受けてみないことにはわからないのが正直なところだと思うので、値段から決めるのは間違いない方法ではないかなと感じます。
一度家を住み替えようと思ったら、行動に移す前に入念なシミュレーションを行いましょう。
これを怠ると後悔することにもなるので、ある程度情報が得られたら自分で住み替え途中のことや、住み替え後のことを想像しておく必要があります。
まずはやっぱり金額のことが気になりますよね。
査定をしてもらわないと何とも言えませんが、引っ越しをするのですから大きな額は飛んでいくこと、その額をローンで支払って行くことは常に念頭に置いておかなくてはいけません。
次に、住み替え後の生活をイメージしてみるのも重要課題です。
立地条件が変わるけれど、今まで通りのライフスタイルは保てるのか、変えなければいけないことは何か、それに馴染めるのかなどをシミュレーションしておきます。
情報を仕入れたら、このように小さなシミュレーションを重ねて意識を高めましょう。
上手に住み替えを行うには、いくつか知っておくべきテクニックがあります。
まずは「買い先行」と「売り先行」という言葉について。
買い先行は住み替えにおいて先に欲しい物件を買ってしまうことです。
売り先行は今の家を先に売ってしまい、それから買いたい物件を探すことです。
どちらにもメリットとデメリットはありますが、個人的には買い先行で良いかなと思います。
何故なら、売れなくても不動産会社の買取保証を付けていれば資金はちゃんと入るからです。
デメリットはどれだけで買い取ってくれるのか確証がないまま新しい物件を購入しなければならないことです。
ただ、査定を受けることはできるので大体の想像はつきますよね。
だから住み替えのテクニックとしては、買い先行にして借り住まい費用をなくすことです。
自治体の住み替え支援制度をチェックしてみよう
住み替えを希望しているなら、各自治体が実施している住み替え支援制度を利用するとお得な情報が入ってくるかもしれません。
自治体が便利だというのは、絞られる区間に詳しいので土地勘のある人間がよりお得な情報を持っていることがあるからです。
住み替えとなるといの一番に不動産会社に行くこともできますが、最初に市役所などに相談するという手もあります。
どちらにも相談してよりベストな選択を選ぶのも良いですが、2つが同じ意見にならないと決めなければならないのは私たち自身となります。
また、足を運ぶ先が増えてしまうのもデメリットになるので、住み替えに余裕があればの話になります。
私なら、一度自分の自治体が実施している制度について電話で問い合わせ、便利そうだなと判断できたら、それから行ってみようかなと思います。
見積もりはネットでも可能!住み替えシミュレーションを使おう
家を売って、別の物件を購入して、と2つのことをしなければならない住み替えでは見積もりが重要になってきます。
これについては、ネットでも住み替えシミュレーションができるので是非利用してみてください。
時間がなくても複数社に一括見積もりをもらえたり、便利なサイトがたくさんあります。
入力事項は少ないため、正確な値段に近づけるという意味では精度はあまりないかもしれませんが、どのくらいか全く検討もつかないという状態を回避することはできます。
複数社に見積もりをもらったら、その中で最も理想に近い不動産会社を選んで連絡をするか、店頭まで足を運びましょう。
いざ相談をしてみるとネット見積もりと話が違った、なんてことがないように、本格的にお願いする前にもう少し踏み込んだところまで話をすると確かだと思います。
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