新築 風呂 掃除

トップページ ＞ 新築のお風呂で失敗しやすいオプションは窓！カビ対策も入念に ＞ 新築でもお風呂のこまめな掃除は必要ですが注意も必要

新築のお風呂を出来るだけ綺麗に長持ちさせるには、こまめな掃除が基本ですが、注意しなければならない点がいくつかあります。

 

お風呂で最も嫌われるのはカビで、ある日突然にポツポツと黒いゴミのようなものや、何となくくすんだピンク色に見えるものに気づことがあります。

 

ピンク色に見えるのはロドトルラと言う酵母菌で、黒いのは黒カビやススカビと言われているもので、いずれも消毒用エタノールや除菌剤、頑固な時は漂白剤が有効ですが、それらを使用する時には換気に気をつけましょう。

 

なお、掃除をする際にブラシなどでゴシゴシこすった場合、材質によっては目には見えない細かなキズがつき、水垢や汚れが付きやすくなります。

 

さらに、防水シールをブラシでこすった場合にはキズからカビが深部まで入り込み、増々カビが取れにくくなるだけでなく、場合によっては防水シールの接着面が剥離して漏水へと進行してしまい、却ってお風呂の寿命を縮めてしまうことになります。

 

このようなことから、新築時のお風呂の綺麗さを維持するためには、掃除する部位や汚れの種類によってよってこまめに洗浄剤や道具を使い分けることも大事です。

 

ユニットバスの場合は、ある程度メーカーの標準仕様で決められており、お風呂用のイスに座った時に丁度いい高さとしています。

 

ですが、お風呂で鏡を使用する時は、何となく眺めるのではなく、顔の手入れなどで見つめることが多いため、その動作がしやすい立った状態で使用できる高さがいいと個人的には思っています。

 

新築時には綺麗だった鏡もしばらくすると、水垢でくすんできて放置していると、スポンジでこすっても取れないほどの頑固な汚れになってしまいます。

 

水垢の成分は、石灰やケイ素が主なもので、空気に触れ乾燥することで固形化し、繰り返されることで水垢として目立つようになってきます。

 

石灰は一般的な洗剤で容易に落とせるのに比べて、ケイ素は頑固で市販品では難しいのが実情で、同様の水垢が壁や浴槽にも付いていることに注意してください。

 

鏡は硬質なため少々強く擦っても大丈夫ですが、壁や浴槽ではキズにもなるため、新築時の美しさを出来るだけ維持するためには、水垢が固着する前のこまめな掃除が基本です。

 

新築のお風呂のドアの種類には、折れ戸、開き戸、そして引き戸がありますが、結論から言って折れ戸が一番いいと思っています。

 

現在のお風呂で最も多く採用されているのは折れ戸で、普及していることからコストダウンも図られており、省スペースなため、お風呂の形状や大きさに影響されずに取付けられると言うメリットもあります。

 

開き戸は、開け閉めが折れ戸に比べて楽ですが、開けた際のドアの角は裸の身体では怪我をすることも有り、小さな子供がいる場合は勿論ですが、不則の事故もありますので、私なら選びません。

 

引き戸はバリアフリーなどで採用されているケースが多く、お風呂の設置場所や大きさなどの条件が必要なため、一般的ではありません。

 

折れ戸は子供が開けにくい、掃除がしにくい、あるいは開きドアだと脱衣側にバスタオル掛けを付けられて便利とか言われますが、そのようなことを割り引いても折れ戸の優位性は変わらないと思います。

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