無垢を床材として採用した時に直面するのが、無垢材の反りです。
床が反ってしまってはさすがに危ないですし、家の中で転倒してケガはしたくないですよね。
この反りをどうにかできないかと調べてみたら、方法はありました。
無垢材に塗膜と呼ばれるものを覆うのです。
こうすることによって人工的に自然の木により反りを押し込めることができます。
しかし、こうなると自然が売りの無垢の意味がなくなってしまうのでは?と思いました。
無垢材が反ってしまうのは天然である証拠であり、汚れや傷に弱いことを承知で受け入れるほどのデザイン性があることが無垢の良いところなのです。
それを塗膜を使って封じてしまうのであれば、無垢を選ぶ意味はあるのかなと疑問に思ってしまいます。
それならば私は最初から張り合わせのフローリングで十分かなと思いますね。
ひのきというと、旅館などのお風呂に使われているイメージが強いですよね。
これは注文住宅を建てる際など、無垢として床材に採用することもできます。
ひのきの良いところは耐久性があるところ!
なんと、伐採後100年間は伐採されたときよりもより強くなっていくという驚くべき特性があるのです。
それだけ丈夫であれば昔の人もひのきを重要な建築物に使いたがるわけですね。
また、ひのきと言えばその独特ににおいも人気です。
だからお風呂でリラックスできるのかもしれませんね。
これをアロマ効果と言いますが、床から香ってくるひのきにもその効果はあります。
しかし、何十年も住んでいてそのにおいがずっと続くかというとちょっと疑問なので、アロマ効果は家を建ててからそんなに持たないのではと思ってしまうところもありますね。
ネットで床材について調べていたら、床材として竹が使われるのは珍しいことだとありました。
私たちの身近な存在であり、タケノコなんかは旬の5月あたりになるとスーパーでも売られています。
竹林が近所にあるという人もいるのでは?
それくらい身近な存在ですが、家の床材に無垢として使うことは少ないそうです。
しかし、特性を見てみると湿気に強いというのでこれはいいではないかと思いました。
湿気が多い日本では、木材は変形しがちです。
それが少ないというのであれば歓迎ではないですか!
ただし、デメリットは虫がついてしまうということでした。
確かにこれは嫌ですので、だから床材として使われることは珍しいのかもしれませんね。
防虫効果のあるヒバもあるので、それを思うと床材が竹というのは生活に向いているとは言えないのでしょう。
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