無垢の中には高価なものもありますが、そのうちの1つがカリンになります。
これは床材として使用すると、1㎡あたり2万円もする高級な無垢材で、どれも高いものが多いです。
予算に余裕があるなら使用したいなと思うものの、家の床全部をカリンに統一するとなるとかなりの額になってしまいます。
寝室だけにするなどの工夫で取り入れられるかもしれませんね。
カリンは赤褐色という色味に大変味があります。
木というと茶色が主となり、それが薄いか濃いかでイメージが変わってきますが、赤みがかった色というのはまた少しスペシャルな印象が持てます。
硬いために他の無垢よりは傷がつきにくく、防虫効果があるので虫の心配もそこまでしなくてよさそうかと。
1階に使用すると下から虫が入るかもしれないので、私なら念のため2階部分に使用したいなと考えます。
桜と言ったら日本人らしい花ですが、カバ桜は家の床材に使うことのできるものです。
洋風にももちろん合いますが、和風の家を建てた場合には少し注目しておきたいところですね。
カバ桜の無垢は少し光沢があるので、見た目にも優しいです。
濃い無垢もありますが、カバ桜は明るい色味なので清潔感を出したい時などに活用できると思います。
カバ桜は他にも、かなり重くて硬いという特徴があるため、他の無垢に比べて傷がつきにくいという特徴があります。
このため、カバ桜なら子供部屋に使用してもいいのではないかという意見もあります。
しかし、天然のままではやはり不安が残るという場合も多く、ウレタン塗装をして耐水性を加えることがあります。
どこまでカバ桜の無垢を楽しむかによって調節できるので、ハウスメーカーと相談したいところですね。
床材は大きく分けて人工的に作られた生活するのに困らないフローリングやクッションフロアと、天然であることをウリにしたデザイン重視の無垢があります。
この無垢材の中にはカラマツがあり、これは赤みがかかった色合いを好んで使いたいという人もいます。
針葉樹のカラマツですが、傷には弱いことを知っておきたいですね。
どれくらい弱いかを言葉で表現するのは難しいので、できればカラマツが床材に使われているモデルハウスと中古の家を見比べて、実際に確かめたいなと思います。
手っ取り早いのはカラマツを採用した友人宅へ行くことですが、なかなかそんな機会はありませんからね。
同じカラマツでも、自然塗装やウレタン塗装が施されているとまた傷のダメージは変わってくるので、もし見学する際には床材の状態を確認しておきましょう。
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