家の床材に無垢を選ぶ人のうち、これは困ったぞという意見として多いのは、その無垢材の色が家具と合わせづらいというものでした。
木によって色合いは様々で、明るい色もあれば大変濃い色もあり、また経年変化でだんだん色味が変わっていくというものもあります。
これを考えると、インテリアを重視する場合には家具選ぶが大変ですね。
家具を引っ越しと同時に移動させて使う予定であれば、その家具に合わせた木材を選ぶという順序もアリだなと思います。
ネットでもそれぞれの無垢の色味は確認できるので、どれが良いか大体は絞れるでしょう。
後は実際に見てみないとわからないところもあるので、実物を見ておくことが後悔しない秘訣です。
断片的なものを見るのも良いですが、私なら床前面に張られたものを確認して全体を把握しておきたいですね。
ウォールナット、日本語で言えばクルミになりますが、これは家の床材に無垢として使用したいという人もいます。
ウォールナットは色が大変特徴的で、茶色と表現するよりは紫がかっているのがわかります。
濃紫色と表現しているところもありますね。
そんなウォールナットは、その色合いからインテリアを合わせるのが難しいという声があがっています。
家具までこだわらないとアンマッチな室内になってしまうこともあるため、選ぶ際には家具を先に決めておくという手もあります。
インテリアコーディネーターが各ハウスメーカーにいるので、その方にウォールナットを床材として使いたいという旨を伝えておくのも賢いでしょう。
私は無垢を選ぶにしても機能性を重視したいので、デザイン的なところはコーディネーターさん任せになるかと思います。
チェリーの床材はないのかと調べたところ、「ブラックチェリー」を無垢で使う例が見つかりました。
ブラックチェリーは価格で言うと1㎡あたり約8000円で、濃い褐色であるのが特徴です。
一見するとそんなに他のフローリングとの違いがわからないのですが、比べてみるとやはり違いはありました。
これは実際に見てみるとより鮮明にわかるのでしょうね。
ただし、見た目は気に入っても傷がつきやすいというのがなかなかの欠点です。
小さい子供がいなくても、リビングの椅子を引くときにはちょっと気を使いそうだと思いました。
そういう時には、100均で売っている椅子の脚にかぶせるソックスを活用することで傷を予防できるので、見栄えが気にならないなら使えるアイデアだと思います。
普通に使う分には問題ないか、営業マンの方と相談してから決めたいですね。
注文住宅を建てて、その床にメープルを無垢材として使うなら高額になることを覚悟しておいた方が良いかもしれません。
メープルは全体的に色が明るく、茶色というよりは白に近いです。
なので、室内全体に取り入れるとなるとかなり清潔感がある空間になるでしょう。
床材として検索するなら「バードアイメープル」の方が例が多く出てくるかと思います。
これはその名の通り、メープルに鳥の目のようなものが無数に見えることからそう呼ばれているとのこと。
重くて硬く、艶出しの加工をすればキレイに仕上がるのが特徴です。
無垢というと茶色のイメージがあったのですが、メープルだとその中でも少し印象が変わる木材だと思います。
床全面に張るとまた印象がガラリと変わるタイプなので、是非モデルハウスで確認してみたいところです。
オークとは、ワインの樽に使われる木材で、床材として利用することも可能です。
無垢が良いけれど傷や汚れが気になってフローリングにしようか迷っているという場合には、オークなら良いかもしれません。
無垢材はどうしても天然だからこそ反ってしまったり傷がつきやすかったりするのですが、その温かみが良いということで迷う人が多いのです。
しかし、オークは無垢の中では比較的シンプルで、耐久性や色味、コストのどれをとっても良く、大変バランスのとれた木材です。
よって、無垢が良いけれどそのデメリットを考えると手が出せないという場合に、オークという選択肢が取られることも珍しくありません。
やはりフローリングに比べると無垢のデメリットは隠し切れませんが、それでも他の木材と比べるとかなり手軽な床材だと思います。
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