素人がDIYで床材を、しかも無垢を張り替えるとなりと、その張り方には十分注意しないと業者にやり直してもらう羽目になります。
無垢の難しい所は伸縮することです。
よって、その伸縮を予想して張らなければならないのです。
どの樹種を使うかによっても隙間を開けた方が良いのか、そんなに気にしなくて良いのかが変わってきます。
基本的には接着剤と釘の両方を使って張っていきますが、私はとても自分でできる自信がありません。
家族がやると言っても止めてしまうと思います。
フローリングのように反りにくいものであればできるのかもしれませんが、呼吸する木であるなら最初から業者に頼んだ方が良いなと思います。
どの程度の隙間を開けるべきなのかというのは職人技のように思うので、反りで躓いてケガをするきっかけを作ってしまうよりは、プロにお任せしたいです。
注文住宅を建てる時に、床材は無垢を使うと判断する方も多いですが、それには無垢のデメリットを全て受け入れなければなりません。
無垢材は収縮するので、張り方によっては反ってしまったり、隙間ができてしまうこともあるかもしれません。
これを定期的に直すためにメンテナンスは必要ですし、そのための費用と、家族が工事中に移動できる部屋を確保しておかなければなりません。
もし隙間ができたら虫の侵入経路になってしまいかもしれないので、できれば家自体が虫が嫌う基礎になっているところを選びたいですね。
また、無垢の床材には防虫効果があるものもあるので、それを選ぶというのもデメリットをカバーする1つの手です。
一度アリなどの侵入を許してしまったらそれを塞ぐことは困難なので、私が無垢を使用する場合には家の基礎部分まで考えたいです。
木が細いからには床一面を張り合わせのないようにすることは不可能です。
となれば、無垢を使う場合であっても床材は何枚も用意し、それを張り合わせる必要がありますよね。
しかし、幅広にするという選択肢はあります。
フローリングだと細いものが多いですが、無垢だとその幅を選べることもあります。
57~90㎜のものがあるので、実際に床に張ったらどうなるかをモデルハウスで確認しておきたいところです。
幅が狭いほど変形しにくく安いので、実は幅広は難しい選択になります。
幅広で得られるメリットは、明らかにフローリングと違うのでその差を実感できることや、デザイン性の高さ、高級感です。
これらのメリットと、変形しやすくコストがかかることを天秤にかけ、どちらが良いかを熟考すべきでしょう。
樹種によっても最適な幅は決まっているので、それを参考にしても良いと思います。
注文住宅の総合情報
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