最近の住宅に設定されることが多くなった床暖房。
実はまだまだ導入率が少なく全国でも一割ほどの住宅にしか設置されていません。
そもそも床暖房には温水式の床暖房と電気式の床暖房と設備が別れています。
電気式の床暖房は床下に電熱式のプレートを敷き詰め、温めていく方式で全て電気で熱し床を温めていきます。
電気の特性として熱交換が一番エネルギーを使うので、電気代もそれなりに。。。
対して温水式の床暖房は、床下に温水パイプを張り巡らせ、温水の熱で床下を温める設計になっています。
電気式もありますが一般的にはガスのタイプが多いので、どちらかというと電気よりお金がかかる印象があります。
どちらの方式も、ソーラーパネルやエネファームなどの省エネ設備が多く普及している事から、ご自身の家庭に合った方式を選ぶのが最重要となります。
近年の住宅にはもはや欠かせないのでは、と感じる床暖房設備ですが、価格が気になって導入できない人も多いと聞きました。
中でも温水式へのリフォームには結構かかるようです。
もちろん今現在の床材が床暖房に適していない場合が多く、床材事態を変える必要があるとなると床材の費用がもかさんでしまいます。
一部屋6畳から8畳で初期費用40万~70万円程が相場の様です。
そこにプラスで床材などの費用も発生しますので100万円前後、もちろん工務店やハウスメーカーによっても違いますので注意が必要です。
電気式でも温水式でも初期費用はさほど変わりませんので、その後のランニングコストなども視野に入れ、ご家庭に合った方法を選ぶことが最も大切です。
初期費用が安いからといって、その場の値段に流されてしまうと、後にランニングコストがかかり、とんでもない事になるか、もしくはせっかく導入したのに稼働させないなんて事になりかねません。
あるときっと長く座ってしまい、なかなか立ち上がれなくなる床暖房設備。
近年の住宅にはよく見かけ、ハウスメーカーからもかなり強めにオススメされますが、実は床暖房には種類があります。
大きく分けると電気式、温水式、灯油式などに分類されますがそれぞれ仕組みは異なります。
個人的に、温水式床暖房が一番安全で効率もいい様に感じますが、温水式の仕組みはこうです。
電気または灯油などで、いったんお湯を沸かし、そのお湯を床下に敷き詰めた床暖房用のパイプを通し、床下を効率よく温めます。
このとき温度は25度から50度まで設定が可能です。
一般的に使うボイラーと同じ温度設定になっている様なのですが、直にお湯に触れる訳ではないので、やけどを負う危険性はありません。
最近の温水式は、自動で少なくなった水を補給してくれる機能を備えたものもありますので、利便性がとても良くなっていると感じます。
注文住宅の総合情報
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