テクノストラクチャー パナホーム

MENU

パナホームのテクノストラクチャーを徹底的に調べて分かったこと

はてなブックマーク Facebook Lineで送る
パナホーム独自の技術、テクノストラクチャー

パナホームが独自に生み出した耐震工法の名前を、テクノストラクチャーと言います。

 

これはパナホームの公式サイトにも大々的に表記されており、どんな家になるのかについて説明されています。

 

見ていくと、かなり欲張りな工法のように感じました。

 

長期優良住宅であり、木と鉄を組み合わせた工法だから強いのだと書いてあります。

 

パナホームだからこそできるパナソニックのノウハウを活かしており、省エネ、創エネにも焦点をあてた家作りになります。

 

太陽光発電を視野に入れているのであれば、テクノストラクチャーの家はぴったりだと思います。

 

また、デザインは上質で洗練されているとのことで、メンテナンス、リフォームに関してもバッチリだとありました。

 

全体的に良いよと言われているようで、個人的には概要だけではイマイチ良さがわからないなと感じます。

 

具体的にどんな工法?

パナホームの技術を使って生み出されたテクノストラクチャー工法ですが、具体的にどんな工法なのかは名前からではわかりませんね。

 

調べてみたところ、これは木と鉄を組み合わせた良いとこどりの工法になっていました。

 

テクノストラクチャー工法にはテクノビームというものを使いますが、これは木の梁に鉄を組み合わせたものです。

 

また、より強度を上げるために柱と梁の接合部にも金具を用いています。

 

鉄があるとは言えど、テクノストラクチャーの家は木のぬくもりを与えたいという記述があることから、木造住宅を鉄で補強してより強くしたという印象を受けました。

 

木造住宅では義務ではないこともやっているという記述があり、だからこそ最高等級が得られているとあります。

 

木造住宅の欠点を鉄でカバーしたものがテクノストラクチャー工法、そんな感じでしょうか。

 

断熱性の高いテクノストラクチャーの家にするには

パナホームによく寄せられる質問として、「テクノストラクチャーの家にはどんな断熱材を使っているのですか」というものがあります。

 

ということで、早速公式サイトで確認してみたところ、パナホームの答えの中に具体的な断熱材の名前はありませんでした。

 

回答を見てみると、断熱仕様はビルダーとお客様で選べるようになっていますとあるため、テクノストラクチャーの家だからこの断熱材、と決まっているわけではありませんでした。

 

選べるとしながらも、おすすめは外張り断熱工法の「くるみ~な」、そしてダブル断熱工法の「サーモロック」としています。

 

ということは、テクノストラクチャーで断熱性の高い家を作ろうと思ったら、このうちのどちらかを選んだ上で、断熱材は予算などを考慮してビルダーと一緒に相談して決めるのが良さそうです。

 

テクノストラクチャーの家のオプションはその種類によって異なる

パナホームのテクノストラクチャーの家を建てようと思ったら、そのオプションというのは選ぶ商品によって必要となるものが大きく変わってきます。

 

「テクノストラクチャーの家」と言っても、その中でもまた色々種類があります。

 

都市型住宅という狭小地でも建てられるものもあれば、自由設計を全面に押し出しているもの、コストパフォーマンスに優れたものもあります。

 

自分たちのライフスタイルによって家の形はある程度最初から選べるようになっているので、そこに足りないものをオプションとして追加していくのが良いと思います。

 

テクノストラクチャーの家の売りの一つがデザイン性なので、個人的には外観デザインに妥協しない家にしたいですね。

 

そこにタイルのオプションがあれば、良いものにできるよう他の部分を削って予算確保をしたいです。

 

24時間換気システムを導入したテクノストラクチャーの家

2017年のブログ記事に、パナホームのテクノストラクチャーの家に住んでみた感想がありました。

 

見てみると、「つむぎえ」という商品を選んだとありました。

 

その商品は24時間換気システムが整っているため、全く結露をしない家になって満足しているとのことでした。

 

梅雨の時期にも結露が発生しないのは快適だとしながらも、冬にはちょっと乾燥しすぎるように感じるという記述もありました。

 

実際、換気システムはそれを導入している人から話を聞かないことには実感しにくいものなので、多くの人のレビューを参考にしたいものです。

 

もしこのレビューのように乾燥しすぎるようであれば、加湿機能があるエアコンや加湿器を用意しておきたいですね。

 

快適で便利ですが、24時間換気システムも完璧とまではいかないのかもしれません。

 

火災保険は木造と同じ扱い

パナホームのテクノストラクチャーの家に多く寄せられる質問の中には、火災保険に関する質問もいくつかありました。

 

火災保険の構造は何か、そして省令準耐火構造にできるかという質問です。

 

これに対しての回答を見てみると、テクノストラクチャーの家は「H構造」で、木造住宅と同じ扱いでした。

 

また、省令準耐火仕様にもできるとのことでした。

 

しかし、実際できるかどうかはパナホームが一言で言えるものではないようで、詳しくはビルダーにお問い合わせくださいという内容で終わっていました。

 

この質問と回答により、テクノストラクチャーは鉄を組み合わせた工法と言えど、メインとなるのは木ということを忘れてはいけないことがわかりました。

 

あとは、一緒になって作るビルダーにプロとしての意見をもらいたいところですね。

 

隙間があるテクノストラクチャーの家の気密性は大丈夫?

テクノストラクチャーの家は、木の梁と柱の接合部分に鉄を使っています。

 

この構造上隙間ができてしまうのですが、これは気密性に影響はないのでしょうか。

 

テクノビームの接合部の隙間に関しては、鉄が気温によって伸び縮みするためあえて隙間を開けているという回答がありました。

 

鉄が伸び縮みするというイメージはあまりありませんが、電車の線路を例に出して、隙間がある理由を述べていました。

 

確かに隙間がありますが、あれは鉄の伸縮を考えたものだったとは知りませんでした。

 

夏には伸び、冬には縮むことから四季のある日本では家もそうすべきなのでしょう。

 

気密性は高いほど良い家と言われていますが、日本の難しいところは四季による温度や湿度の変化に合わせていかなければならないところだと思います。

 

あまりみっちりさせても、膨張する素材であれば家鳴りがしてしまいますからね。

 

基礎工事は各家によって異なる

パナホームのテクノストラクチャーの家の基礎工事は、その家の構造だけでなく地盤の強さなども考慮した計算になっています。

 

よって、同じ商品で同じ2階建ての家だとしても、基礎工事で見られる風景は少し違います。

 

立ち上がりの高さ、幅、配筋もそれぞれ地耐力調査と構造計算によって違うのだと言います。

 

標準となる仕様では、2階建ての場合基礎の立ち上がり幅は15㎝となっているので、ここからどう変わるかは地盤次第と言えるでしょう。

 

全島一律で起訴が決まっているのではないというところから、耐震に力を入れているのだなと思えました。

 

また、いくら基礎が頑丈でも地盤が緩かったら元も子もないので、基準に満たない土地にはビルダーに地盤改良を義務付けているという記述もありました。

 

これなら安心して住めそうです。

 

zeh住宅をテクノストラクチャーで作るメリット

省エネ住宅にしようと思ったら、zeh住宅にするのがメジャーになってきています。

 

消費エネルギーよりも家で作るエネルギーの方が多い家にすれば、初期費用が高いデメリットがあっても長い目で見れば安くなるはずです。

 

このzeh住宅はどれも同じかというとそうではなく、パナホームのテクノストラクチャーの家では一味違います。

 

公式サイトによれば、テクノストラクチャーのzeh住宅の特徴は、長期優良住宅も兼ねていることだとあります。

 

省エネ、創エネに加え、耐震性、耐久性、可変性などがあることをアピールしていました。

 

もともと家としての作りが良いハウスメーカーであればこの辺りもしっかりしていそうなので、厳しく言えばテクノストラクチャーでなくても実現は可能だと思います。

 

パナホームの魅力を大きく感じれば選ぶ価値はあると思います。

はてなブックマーク Facebook Lineで送る

注文住宅の総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

パナホームのリフォーム価格は他より高いって本当?
気になるパナホームのリフォームの評判は?
キッチンのリフォームをパナホームでするなら
収納面にも定評があるパナホームのリフォーム
パナホームに外壁塗装のリフォームを頼むケースとは
パナホームで太陽光発電を取り入れるリフォームを検討しよう
パナホームの評判を調べたらその特徴が見えてきた
中古の家もパナホームなら選択肢はたくさんある
外壁はメンテナンスいらず?パナホームの誇るキラテックとは
60年保証!?パナホームはずっと先まで付き合ってくれる
パナホームの家のメンテナンス費用を抑えたい!
ベランダを増築したくなったら、パナホームは請け負ってくれる?
壁紙選びで部屋の印象を変えられるパナホームのおしゃれとは
ソーラーパネルはパナホームの得意分野です
玄関収納に定評があるパナホームなら玄関を広々使える
セキスイハイムとパナホームはどちらにどんなメリットがある?
三階建てを作りたい!パナホームにそのプランはある?
主婦に嬉しい機能満載!パナホームが提案するエルソラーナ
窓まで光触媒のパナホームは汚れ知らずで掃除が楽?
間取りのシミュレーションはパナホームのホームページへ!
パナホームのエコナビ搭載換気システムはどんな感じ?
防犯も意識したパナホームが提案する設備とは
標準設備で大丈夫!パナホームのお風呂はどこまでこだわる?
外観も悪くない?抜け目ないのがパナホームの家
エクステリアはパナホームが直接施工してくれる
パナホームでは鉄骨の平屋を作ってもらえる
床下収納・床下換気ができるパナホームの家の実情
独自の構造で作られるパナホームの家、3つの工法がある理由とは
スマートハウスで暮らしたいならパナホームは最適!
パナホームはインテリアも充実しているの?
賃貸マンションもパナホームが貸し出ししています
土地が買えない場合はつなぎ融資でパナホームの家を建てられる
標準装備だけで十分なパナホームなら価格も抑えられる
パナホームの基礎は業界トップクラスという安心さがある
テクノストラクチャーの評判はどう?メリットデメリットを検証
テクノストラクチャーで平屋を建てると価格は高くなる?
テクノストラクチャーの家くるみーな、詳細を検証して分かったこと
テクノストラクチャーの家で寒いという意見はあまり聞かない
テクノストラクチャーの標準仕様について調べた結果
外壁はテクノストラクチャーの家だとサイディングが多い
リフォームがテクノストラクチャーだと難しくなるのがデメリット
テクノストラクチャーは地震に強く、さらに地震保険が安くなる
エアロハスの価格は?他の全館空調システムより高いのか
エアロハスの評判は?真っ二つに分かれる意見