新築一戸建てなのに、なぜかいるゴキブリ!清潔な環境づくりが第一です
なにがいやかというと、突然飛ぶのがだめだとか、理由はいろいろあると思いますが、ほぼ100%の嫌われ者はゴキブリです。
せっかくの新築一戸建てでゴキブリと同居しなくてはならないとは何の罰ゲームでしょうか。
まずは侵入を防ぐところから始めましょう。
平安時代から「御器(ごき)に齧(カブ)り付く」虫、つまり食器をかじる虫として非常に嫌われてきたゴキブリ。
その嫌われ具合は、1,000年以上たった今でも不変、立ち位置のブレなさに、ある意味尊敬してしまいそうな存在です。
延々対策し続けているはずなのに、絶滅もせず、人間とずっと近しくしてくれるゴキブリ。
そろそろ、少しぐらい仲良くなってもいいと思うのですが、なかなかそうはいきません。
やっぱり見た目がダメなんでしょうね、色がカラフルだと少しは違うでしょうに……
新築して間もないのにゴキブリが出たという話はよく聞きます。
それもそのはず、ゴキブリは外から侵入してくるのです。
新築一戸建てで侵入口になりそうなベランダや玄関、窓などですから隙間を常に防いでおくことが大切です。
また外からの通り道に仕掛ける、罠タイプのものや、効き目が持続するスプレータイプのものなども有効です。
しかし、いったん侵入・産卵・繁殖されてしまうとどうしようもなくなってきます。
部屋の中にいるであろうゴキブリの対策としては昔ながらのくん煙タイプや、煙が出ないくん蒸タイプが有効です。
使用前は食品やペット、精密機器などの対策と、すべての部屋で同時に使用することを忘れずにおこなってください。
特に1部屋だけで、くん煙タイプを使うと、ほかの部屋に逃げていき、生き残ってしまいますので、必ずすべての部屋で使いましょう。
次に鉢合せをした場合の対策ですが、憎さのあまり力任せに叩き潰すのはNGです。
なぜなら、叩き潰した勢いで卵が飛び散る可能性があり、そこからまた新しい生命が誕生するからです。
潰れない程度に生命を奪うのが良いのですが、難しい場合は市販の殺虫剤が有効。
最近は射程距離が長いタイプや、殺虫剤を使わないで凍らせて倒すタイプなどいろいろでています。
注意すべき点は、可燃性のガスを使用しているものが多いので、火気は厳禁。
部屋に充満したガスに引火して爆発する事故はよくおこりますので、充分注意してください。
なによりも一番大切なことは、日頃からゴキブリが好む環境を作らないこと。
食事の後に食器や食べ残しを放置すると、ゴキブリに食事をふるまっているのと同じ効果があります。
生ごみも大好きです、台所が汚れている時間が短いように、とにかくこまめに後始末をしましょう。
また、隙間が大好きな習性を持っているのはご存知の通り。
そこに食べ物のカスなどがあると、ゴキブリの立場ならどうなのか想像するだけでもぞっとしますね。
侵入を防ぎ、住み着いているのは駆除し、見つけたらすみやかに命を奪い、好みそうな環境は整えない。
好きではないものと同居したくないならば、当然の努力でしょうか。
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