新築一戸建て 失敗

トップページ ＞ 新築一戸建てに付き物のトラブル、ほとんどは事前に回避できます ＞ 新築一戸建てで失敗！目も当てられない新築一戸建ての失敗例

初めての新築一戸建て、ああすればよかったとか後で思い浮かぶことはたくさんあるはずです。

 

でも取り返しのつかない失敗はそれほど多くないはず。

 

失敗した！とおもったら、まず悩む前にどう回復するか考えましょう。

 

回復できるならば失敗ではありません。

 

家は3軒建てないと、満足のいくものはできない、とは昔からいわれている言葉ですが、なかなかそれはかなわないことでしょう。

 

一方で「転ばぬ先の杖」という言葉があり、新築一戸建てを先に購入した人の失敗から学ぶのは有意義ですが・・・

 

「坪単価20万円からの家」というのは、よく聞くキャッチフレーズ、最近特にその系統にあるハウスメーカーも増えてきています。

 

失敗談で耳にするのは、ローコストで有名なハウスメーカーで依頼、後から計算すると坪単価が当初の倍になっていた、というもの。

 

原因は、建築費（坪単価）だけでは新築一戸建ては建たないことを理解していなかったからです。

 

上下水道を通したり、地盤を改良したり、門などそとまわりの付帯工事費が加えられていません。

 

さらに、税金や登記の費用など諸費用も加えられていないのです。

 

付帯工事費、諸費用はともに、一戸建て本体価格の1割が目安、これらはメーカーのいう坪単価には加えられていません。

 

さらに、最低の坪単価の仕様では住む気になれない家が建つ、モデルハウスの使用はオプションを贅沢に盛り込んだものです。

 

モデルハウスと同仕様のものにすると、坪単価は一気に高くなり1.5倍、2倍となってしまいます。

 

しかし問題はその後です。

 

結果、念願の新築一戸建てが気に入ったものになったなら「高かったけどよい買い物」で終わるのですから失敗ではないですよね。

 

失敗とは、予算が尽きてしまいムリなローンを組んでしまったり、希望の間取りが実現できず不満なまま住み続けることでしょう。

 

月々のローン負担が重すぎて、家を手放した、賃貸暮らしに逆戻り、手元に残ったのはローンだけ。

 

部屋数が少なくて思春期の子どもが2人1部屋、ケンカがたえないなどなど。

 

こういったものが本当の失敗でしょう、こうならないためにも予算組みは慎重さが必要です。

 

さて、建ってしまったものはどうしようもない、失敗したならば回復しなくてはなりません。

 

そんな新築一戸建てで、いかに快適に生活する工夫をするかが大切です。

 

たとえば収納の面積が足らないならば、年に1回程度の使用頻度のものは捨てる、買わずに借りる工夫をする。

 

吹き抜けやリビング階段で暖房が利かないならば、アコーディオンカーテンなどでスペースを細かく仕切る。

 

子ども部屋が足らないならば、リビングの一角を勉強スペースにあてる。

 

ローンが重いならば、繰り上げ返済のために奥さんがパートに出る。

 

どうしようもないことは悩んでもしょうがない、回復のために知恵をしぼりましょう。

スポンサーリンク