後悔のない新築一戸建て決断する前にやるべきこと
念願の新築一戸建てなのに後悔してしまうとはどういうことでしょうか、Webを見ていても後悔している人があまりにも多くおどろかされます。
もっぱら設備への不満なのですが。
それを決断する過程に問題があったと思いませんか?
念願の新築一戸建てを購入したけれど、○○で後悔しています。
このような話はあちこちで、充分すぎるぐらい、耳にします。
クロスがはがれているとかならば、施工の担当に責任があるのですから、引渡し前の段階ならば対応してもらえます。
構造部に欠陥があり雨漏りがするとかならば、10年以内でしたら工務店やメーカーが補修をしてくれます。
でも一番の問題はどこにも責任がない場合でしょう。
住宅雑誌をみて、カッコいい外見にひかれ間取りに取り入れたまでは良かったが、実際住み始めてみると勝手が違う。
この場合、怒りはどこへも向かわず間取りに取り入れてしまった、自分へと向かいます。
この感情が「後悔」になるのでしょう、では後悔のない新築一戸建てとはどういうものでしょうか。
後悔したの例でよくあるのが、リビング階段や吹き抜けなど、天井が高くなったので寒いという問題。
傍目でみていると、なぜ当たり前のことなのに気が付かないか不思議に思います。
何事にもメリットとデメリットは存在するもの、吹き抜けには解放感というメリット、寒いというデメリット。
工務店などの担当者はなぜ、これを伝えなかったのか、それとも伝えたのに伝わっていなかったのか。
間取りを考える際には、メリットとデメリット両方の説明を受けること、加えてなぜその設備が必要か自分でも納得すること。
これを常に頭に置いておけば、後悔はせずにすむはずです。
同じように、小上がりの後悔というものもありました。
リビングに畳スペースを設け、50cm程度高くして、下には収納をもうけました。
しかし、小上がりで足をぶつけるたびに後悔しています。
これも、小上がりの畳スペースには横になれることと、収納スペースが増えるメリットがあること。
その一方で、部屋の中にある凹凸にはバリアフリー上問題がある、子どもなら落下、若い人でも足をぶつけるデメリットがある。
このことを伝えられなかったのだろうかという疑問が浮かびます。
結局、間取りに限らず新築一戸建てを購入するという事は決断の連続なのです。
決断する以上、メリットもあればデメリットも付いてくるわけで、その説明が足らないならば、営業の担当者に問題があったのでしょう。
何事でも耳に心地よいことばかり並べる人は信用に足らないとは、昔から言われていることです。
さらに、自分でも必要だと思った小上がりの畳スペースならば、足をぶつけてもしょうがないと思えないのでしょうか。
必要もないものを造ってしまったと思うならば、それ以前に自分の中で取捨選択ができていなかったということです。
取捨選択、物事の善悪両面を知る。
なんだか、大げさな話になってきましたが、後悔がないとはそういう事だと思うのです。
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