新築一戸建て 北向き

トップページ ＞ 新築一戸建てに付き物のトラブル、ほとんどは事前に回避できます ＞ 敬遠されがちな北向き新築一戸建て、工夫次第でこんなに快適に！

北東は鬼門、こんなことがいわれるのも原因でしょうか、北向きの新築一戸建て人気はいま一つ。

 

しかし近年の夏の暑さや、住宅の通気性の向上でデメリットばかりではなくなってきています。

 

むしろ、建て方さえ工夫すれば非常に快適な環境となり得るのです。

採光や通気を大切にする日本では、北向きの新築一戸建ては敬遠される傾向にありました。

 

しかし、人気の南向きの物件と比較すると約1割安くなるというのは、不人気さを表すと同時にメリットにもなっています。

 

また、酷暑という言葉が使われるほど気温が上がる最近の夏では、あえて採光を考える必要がないのではないかという声も。

 

実際に南向きに大きな窓をもつ物件に住む人に聞くと、窓のありがたみは感じないばかりか、夏場の気温上昇が凄まじいとのこと。

 

昔にくらべて空調が整い、家の気密性も増している現代ならば、新築一戸建てを建てる際に南向きにこだわる必要性は以前より少ないかもしれませんね。

 

さらに中庭を設けるならば、そこで採光を得ることができるので、ますます南向きにこだわる必要なくなります。

 

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北向きのデメリットについて語る人は多いもの。

 

カビが生えやすく不衛生になりがち、洗濯物が乾かない。

 

しかし、カビが生えるのは湿気の問題であり日当たりの問題よりも通気の問題です。

 

洗濯物が乾かないのなら脱衣場に暖房乾燥機を入れる対策もあるでしょうし、物干しのスペースを2階にもうけてもよいでしょう。

 

南側にすぐよその家が迫っている場合なら、その部屋が暗くなってしまうこともあります。

 

しかし、南側のよその家との間に庭を造れるぐらいのスペースが取れれば全く問題はありません。

 

日中から暗い部屋の原因は建て方にもよるのではないでしょうか。

 

さて、こちらは家のプロ工務店の人から教えてもらう番組「家の教科書」です。

 

建てられている家は、東京都内の住宅密集地。

 

しかも、住宅を建てる帰省が多いエリアで、どう風と光が抜ける家を確保できるのか。

 

プロの目でみた具体的なアドバイスがとっても参考になります！

 

東京都内のような建物が密接している場所に家を建てる方は、一度、参考にしてみてください。

日当たりのよい2階にリビングを造る、日当たりの悪い部屋はベッドルームにする、大きな窓を作るなど工夫で何とでもなるはず。

 

とりわけ天窓は効果的です。

 

壁面にもうけられた通常の窓は、いくら日当たりがよいとはいえ、光の入り方は横方向のみで、わずかな時間しか採光できません。

 

その点、天窓は真上に開いているので、昼間はかなりの長時間、光を取り入れることができるでしょう。

 

また、天窓は通風にも有効なもの。

 

暑い空気は上に向かう性質を持っているので、夏場の暖気を天窓から逃がすことができます。

 

壁面窓の3倍といわれるほどの採光性能の高さは、まぶしすぎるというデメリットも生みます。

 

天窓用のブラインドも最近は販売されているので活用すればよいでしょう。

 

また、高い位置にあり掃除などが大変そうですが、コーティングが施さ、掃除が不要なタイプが人気となっています。

 

工夫次第で充分に快適な住まいとなる北向きの新築一戸建て、値段が安いのもメリットですので、先入観で敬遠するのはやめましょう。

 

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