道路沿いの新築一戸建て、心配は騒音だけれど、対策はどうするの?
激しい交通のある幹線道路沿いの立地はどうでしょうか。
利便性は高いものの、騒音も気になるところです。
新築一戸建てならば防音には窓を対策するのが一般的で、様々な商品がメーカーから出ています。
快適な毎日のため以下を見ていきましょう。
幹線道路沿いは大きな車が通るたびに振動が起きますし、空気も汚れているでしょう、さらには交通事故に合う可能性も高まります。
そして、それら以上に気になるのは騒音の問題、早朝や深夜はともかく、ラッシュ時には非常に気になるでしょう。
しかし、幹線道路沿いに住居がないわけではありません、むしろ大勢の人々が新築一戸建てを購入し、生活しています。
その家には、手厚い騒音対策がなされているのでしょうか、それとも住んでいるうちに気にならなくなるのでしょうか。
騒音の対策で一番たよりになるのは窓、防音性の高いガラスを使用すれば効果的。
「合わせガラス」は2枚のガラスの間に、別の素材の膜を挟んだもの。
割れた場合に飛散しにくく、危険性も低いので車や防犯用に使われています。
紫外線カットの効果もあるので、部屋にあるものの色あせ対策にもなりますね。
そして新築一戸建ての防音では1枚もののガラスとくらべると低・中音域より高音域に対してより高い効果を発揮します。
さらに高い効果が必要な場合は、厚さがあるもののほうがより効果的です。
「防音ペアガラス」はガラスとガラスの間に防音効果が高いガスを封入したもの、「真空ガラス」は真空の層を持っています。
高い防音性はもちろん、断熱や結露対策も期待できるタイプです。
中には、合わせガラスと真空ガラスをいっしょにした商品も登場しており、さらに高い効果が期待できるものとなっています。
防音性の高いガラスを持ちいれば効果的ですが、サッシの隙間から入る音の対策としては不十分といえるでしょう。
サッシ自体を防音性の高いものに交換する手もありますが、現在のサッシを取り外す手間と費用は意外と大きいもの。
現在主流になっているのは2重窓。
使用しているサッシはそのままにして、内側に、もう一枚窓を取り付ける方法です。
この方法ならば工事の手間もあまりかからず、費用面の負担も抑えることが可能。
さらには断熱性も高まるので、冷暖房の効果がアップすることも期待できますね。
後は、遮音カーテンを用いればコストもそれほどかかりませんし、高い防音効果も期待できます。
また、新築一戸建ての防音性を高める方法の一つとして道路側に窓自体を作らないというのもあります。
その代わりに内庭を造れば、充分な日光を取り入れることも可能になります。
それ以上に、個人差が非常に大きいので何ともいえませんが「なれる」というのも非常に大きな要素です。
始めは防音の対策をせずに、後に手を加えていくのもいい方法かもしれませんね。
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