一建設の特徴と言えば、分譲住宅供給棟数が13年連続で1位という成績を残すハウスメーカーということでしょう。
これは2000年から2012年のことですが、長期にわたり1位の座を譲らなかったのはすごいことだと思います。
ただ、その分同じような家が多くなり、ありがちな家となってしまっていることは言えるかもしれません。
普通に住む分には不自由しませんが、二世帯住宅だとか、開放的な吹き抜けリビングだとか、個性豊かな家を作りたいなら注文住宅にする必要があります。
標準仕様はそこまで高いグレードのものではないので、より使いやすさや斬新さ、デザイン力を求めるなら物足りなさを感じるかもしれません。
土地付きでリーズナブルな家を購入したいというコスパ重視の人向けの家を作っているので、好みはわかれるところでしょう。
一建設には、50周年特設サイトというものがあります。
昭和42年に創業した歴史あるハウスメーカーで、これから先も1世紀を優に超える会社として発展していきたいという思いが述べられていました。
創業者は飯田一男さんという方で、東京都保谷市で飯田建設工業有限会社を設立したのが始まりです。
ハウスメーカーは結構名前も変わりますね。
この当時、日本は高度経済成長期なので、住宅ブームの波に乗ったという感じでしょう。
更に、1986年にはバブル時代を迎えたことで更に発展していったと言います。
バブルがはじけた時に倒産した会社もたくさんあったはずですが、その時期を乗り切ったのは経営上手だったからでしょうね。
それからは分譲住宅供給棟数13年連続1位という功績を残すなど、最近でも活躍が見られます。
一建設は、住宅性能評価制度にかかわっておらず、長期優良住宅でもありません。
東栄住宅は全棟「長期優良住宅認定制度」に対応しているそうですから、ハウスメーカーを選ぶ際に比較してみましょう。
そもそも長期優良住宅とは、その名の通り世代を受け継げるくらい長期にわたって住めるだけの性能を備えた住宅のことを言います。
特に日本の家は寿命が短いので、この制度に認定されていると価値が上がります。
一建設のスタンスはどちらかというと価格を抑えた家作りに重きを置いているため、このような制度への対応をするとそのモットーが崩れてしまうのかもしれません。
安さを求めて一建設に辿り着いたのに、その特徴が失われるとなれば長期優良住宅は諦めた方が良いかと思います。
自分の子どもにいずれ家を渡したいと思っても、将来のことなんてわからないので無理に長期優良住宅にする必要はないでしょう。
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