エネファームとエコキュートの違いを知りたい!結局どっちがオトクなの?
エネファームもエコキュートも聞いたことはあっても、違いを説明せよと言われたら困ってしまう人が多いのではないでしょうか。
エネファームは、都市ガスやLPガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応を起こさせてエネルギーを生み出すものです。
一方、エコキュートはガスではなく電気を使った設備で、ヒートポンプを使用します。
ヒートポンプとは、電力を使用して大気の熱を組み上げ、給湯することができるものです。
こうして比較してみると、ガスか電気か、使用するものが違うことがわかります。
導入については、エコキュートの方が安いのでこちらの方が良いという声もありそうですが、エネファームはエネファームで環境に優しく、コンパクトサイズがあるので人気も高いです。
あとはハウスメーカーの勧めによっても選択肢は変わってくるように思いますね。
エネファーム、エコキュート、エコジョーズ・・・、なんだか似たような名前で似たような働きをするものが多く、これらの区別がつかないという人は多いように思います。
エネファームの動力はガスとなっているので、オール電化住宅では使えませんが電気代節約に一役買ってくれます。
ガス代が高くなっても電気代の方で安くなるため、人によっては月1万円の光熱費削減になると言います。
エコキュートの動力は電気となっているので、ガスの基本料金がかからないのがメリットです。
設置費もエネファームより安いのが特徴ですね。
そしてエコジョーズは、エコキュートよりもさらに安いというメリットがあり、エネルギー効率が非常に高いのが特徴です。
設置費から導入しやすい順に並べると、エコジョーズ、エコキュート、エネファームかなと思います。
エネファームとエコキュート、違いがあるので併用はできないのかということを考えてみましたが、ネットではそのような情報は見当たりませんでした。
併用というより、どちらがより良いのかという「比較」で検索している人が大多数のようです。
「併用」というキーワードでヒットしたのは「ガスと併用」という言葉でした。
エコキュートが電気を動力としているのに対し、エネファームはガスを動力としています。
だからオール電化ではなくガスも使うことで損がないのかが気になる人が多いように思いました。
時代はオール電化と感じる人もいるかもしれませんが、ガスの基本料金を考慮したとしてもエネファームを導入した方がお得になる場合も考えられます。
これはよく電気とガスの使用シミュレーションを行った上で購入を考えるべきだと思いますね。
裁判を起こすほどに問題となっているのが、エネファームによる低周波音が及ぼす健康被害です。
そしてこれは、エコキュートも例外ではありません。
実は、日本には現段階で低周波音の基準値がありません。
参照値としては、一応「一般被験者の90%が就寝できるレベル」としていますが、曖昧な基準になってしまっていますよね。
しかも、これなら10人の1人は寝られなくても良いと言っているのと同じです。
エネファームもエコキュートもこの低周波音はあり、音そのものとしてはそこまでうるさいと感じるレベルではないのですが、人体に悪影響を及ぼすことがあります。
黙殺の音として騒音トラブルとなっているため、自分たちの家だけでなく隣人にも影響がないか注意が必要となってきます。
推奨するならこの辺りの安全性についても解消してもらいたいなと思います。
スマートハウスを建てるなら、一番身近で屋根の上にパネルが見えることからも確認しやすい太陽光発電システムがすぐに思いつくのではないでしょうか。
日照時間が長い地域や、雪が屋根に積もらない地域ならよりお得で節約にもなります。
家の外観に影響を与えたくないのであれば、エネファームやエコキュートの導入も考えられますね。
これも十分節電にもなります。
エネファームの場合はオール電化でなくなり、ガスを動力とするので少し考えなくてはならないこともあるでしょう。
しかし、家で使う電力を賄えるので災害時には数日電気がある状態が続きます。
エコキュートなら動力が電気なのでガスを使わない選択もできます。
導入コストも安いので、初期費用を気にするのであれば太陽光発電システムやエネファームよりは考えやすいかなと思います。
光熱費削減は、家を建てる際には考えたいポイントとなります。
導入する設備次第で安くなり、初期費用の元が早く取れるならお得ですからね。
その時に迷うのが、エネファームとエコキュート、どちらが良いかという点になるかと思います。
どちらかが圧倒的にメリットが多いなら、今はこのうちの一つしか生き残っていないでしょう。
だからどちらが良いかという問題に明確な答えはないというのが現状です。
しかし、ある人の見解では、すぐに光熱費の削減を感じたいならオール電化にしてエコキュートを導入する方が良く、将来的な電気代の値上げを考えるのであれば長期的に見えるエネファームの方が良いとしています。
家族の人数や普段使う電気代、これから出てくる最新設備などによっても、何が最適かという意見は変わってきそうです。
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