エネファームの発電量はライフスタイルに合わせて調整可能。その仕組みは?
エネファームを取り入れたら、ガンガン発電させてたくさん売電ができたらより良いと思いませんか?
しかし、エネファーム単体では売電ができないため、基本的には太陽光発電と併用するなどしないと売電はせず、あくまで家庭内で使う電力のみを効率良く作るという考えになっています。
そのため、できた電気はそのまま家で使用するか、またはお湯を作って使います。
もし電気を作りすぎてしまったら節約にも省エネにもならないので、それを回避するために発電量を時間帯によって変化させています。
学習機能によって覚えていきますし、どれくらい発電したのかはリモコンのカラー液晶画面からでも確認することができます。
最初のうちは発電量が多いな、少ないなと思うかもしれませんが、エネファームが家庭に馴染んで来たらそれも思わなくなると思います。
エネファームによる発電コストは本当に安いのでしょうか。
この答えは、商品の性能によって生じる製品そのものの値段、割引キャンペーンなどを活用できているか、新規参入であるかどうかによって異なると考えます。
エネファームの大手メーカーと言えばパナソニックとアイシン精機です。
ガス会社と共同で作っているものもあり、最新のものはメリットがたくさんありますがその分やはり高いですね。
割引キャンペーンは、床暖房とセットで導入すれば割引しますというものです。
口コミでは安くはなるものの基本料が高いかなという感想もありました。
新規参入であるかどうかというのは、買い替えの時には補助金が期待できないからです。
この3点を上手く利用することによって発電コストを安いと感じるかどうかは変わってくるでしょう。
ガスを使って発電し、排熱を再利用してお湯を作るというエネファームは、省エネで発電効率が良いです。
さらに良いものをと、最近でもパナソニックやアイシン精機は効率重視の製品を開発して紹介しています。
基本的に売電は考えないので、家庭内で使う分だけを発電するというのがエネファームです。
発電しすぎないようにするために欠かせないのが、家族のライフスタイルを把握することです。
就寝時から起床までは停止し、使っている電気があるならそれは購入します。
特にお湯を多く使うお風呂タイムにはたくさん発電し、効率を良くしています。
できるだけ無駄を省いた設備になっているので、光熱費が高いなと思っているのであれば新築に採用するかどうか検討する余地はあると思います。
残る問題は、設置費用の元が取れるかどうかでしょう。
エネファームは、発電している時間帯と停止している時間帯があります。
停止していると電気が使えないというイメージがありますが、それは購入するので何ら問題はありません。
基本的な家庭での発電時間帯は、最も活発になるのがお風呂に入る前です。
排熱によってお湯を作ることができるのがエネファームのメリットなので、この時にたくさん動きます。
停止するのは家族が寝静まった後から起床までの設定になっているものが多いですね。
家族が起きている時間帯は稼働しており、電気の使用量が多い時間帯を学習して動いていきます。
これらは今まで目に見えず、どのように動いているかわかりませんでしたが、エネファームならリモコンの液晶画面でそれらを見ることができます。
安心できる仕組みだと思うので、素人でもわかるのが嬉しいなと感じます。
夜と言っても、家の中では冬なら暖房、夏なら冷房、冷蔵庫だって就寝中には常に動いていますし、間接照明も付けないと寝られないという人だっていますよね。
家庭内の電力を賄うエネファームは24時間発電していると思われがちですが、実は停止中である時もあります。
夜中にずっと頑張って発電していても効率が悪く、お湯を作ってもそれを使う時間帯ではないためお休みするのです。
このようにして、たっぷり発電すべき時間帯と、休んだ方が光熱費が安くなる時間帯を把握しているのがエネファームです。
一般的には家族が就寝してから起床するまでの間に停止していますね。
手動モードで1日に2回起動させることもできますが、その日数には限りがあるなど制限が設けられています。
昼夜逆転生活でないなら、一般的な設定で十分かなと思います。
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