エネファームのメリット&デメリット。太陽光や床暖房と比較してどうなの?
新築を建てる時に導入するかどうかを迷う人も多いエネファーム。
この最大のメリットは、電気代がお得になることによって家計が助かることでしょう。
熱を出せるので、給湯器にもなるという点が特徴です。
仕組み上ガスも電気も使うことになりますが、それを差し引いても安くなるのなら嬉しいですよね。
パナソニックやアイシン精機などが作っており、コンパクトサイズになっているのでマンションにも後付けが可能になりました。
一方でデメリットは、騒音に関するトラブルが起きているという点です。
中には裁判沙汰になってしまったものもあり、健康被害を訴える人も。
大きな音でないからこそ大丈夫と思う人も多いのですが、低周波音が頭痛や下痢などを誘発することもあります。
これさえなければかなり優秀な設備だと思うのですけどね。
ハウスメーカーの中には、エネファームを導入すれば床暖房ももれなく付いてくるというお得なセットを販売しています。
これならあまりデメリットを考えずに、お得だと思って購入してしまいそうですね。
床暖房は冬には大活躍してくれるのですが、実際に使っている人の感想を聞くと、エアコンを使わなくても暖かいのは嬉しいものの、エアコンが夏だけのものとなってしまったと少しもったいないとする声もありました。
寒冷地なら床暖房とエアコンの暖房を併用することで暖かいかもしれませんが、今から建てる家となるとよほど安いものを選ばない限り高気密高断熱となっているので、個人的にはオーバースペックではないかと思ったりもします。
デザイン性を重視する人にとっては、無垢材がフローリングに選べないというのもデメリットの一つでしょうね。
エネファームでも、太陽光発電システムのように余った電気を売電することができます。
しかし、人によっては売電するならオール電化の家にして太陽光発電からした方が扱いやすいとしていますね。
エネファームの動力はガスだからという点もあるのでしょう。
大阪ガスなどは売電に関して積極的で、公式サイトでも説明をイラスト付きで説明をしています。
節約になるだけでなく収入もあるならそれに越したことはないですが、正直なところ太陽光発電とエネファームでは、どちらが売電に適しているのでしょうか。
これに関する明確な答えはなく、家庭によるとか、家族構成、ライフスタイルによって異なるので一概には言えないようです。
ハウスメーカーを調べると売電で多く聞くのは太陽光発電の方なのでこちらの方がメジャーですが、エネファームの売電がデメリットとは言い切れません。
太陽光発電とエネファームではどちらにデメリットが多いのか、これは家作りをする際に検討したい問題ですね。
ハウスメーカーや工務店の公式サイトをたくさん見てきましたが、そのほとんどが売電や節電に関する項目では太陽光発電システムでした。
屋根の上に大きくあることで外観からもわかるプランも豊富に用意されていますし、後付けでリフォームできますよという会社もあります。
エネファームに関する記述は太陽光発電システムの説明より少なく感じますね。
特におすすめしていないということもないのでしょうけれど、オール電化を好む人からしたらガスを使わなくてはならないというのがネックになるのかなと思ったりもします。
個人的には、どちらも検討してコスパの詳細を出してもらってから導入を決めるのが適当ではないかなと思います。
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