東京ガスのエネファームは価格は高いが導入の価値あり!停電時も使える安心
ガスを動力とするエネファームは、東京ガスとパナソニックが共同で開発したものがあります。
出典:東京ガス 公式サイト パナソニック製エネファームの主な特徴
平成29年の記事ですが、この時点では日本で初めて、希望小売価格で150万円を切った1,498,000円の商品を開発していました。
この値段の後に、かっこ書きでたくさんの条件が付いていたのが油断ならないなと感じましたが。
例えば、設置工事費は入っていませんし、税別で、商品のユニットなどの指定もありました。
性能としては良いなと思ったのが、停電時に最長で約8日間稼働してくれるという点です。
出典:東京ガス 公式サイト エネファーム 「停電時あんしん発電」で停電中も電気とお湯が使える」
これも「最長で」なのでもっと短くなることもあるでしょうけれど、数日間だけでも助かりますよね。
工事費などを込みにすればもっと高額になるでしょうけれど、国や市からの補助金で少しは安くななるはずなので合計金額に注目しましょう。
東京ガスが勧めるエネファームの騒音が原因となり、健康被害やご近所トラブルになっているという事例があります。
電気も作れ熱も利用でき、環境に優しく家計を助けるという至れり尽くせりなエネファームですが、思わぬところに落とし穴がありました。
騒音というとかなり大きな音を想像するかもしれませんが、エネファームの騒音は低周波と呼ばれる本来ならばあまり気にならないくらいの音になります。
しかし、この低周波は人によっては健康被害をもたらすもので、今問題視されているものです。
自分たちの家を作る際には寝室などから遠ざけたから安心だと思っても、これからその隣に家が建つとなった時、こちらのエネファームの位置まで気にして建てることは少ないでしょう。
そうなると騒音トラブル・ご近所トラブルに発展する可能性があります。
エネファームは大手のメーカーから出ていますが、東京ガスもパナソニックと共同開発をしていたりと、製品開発に積極的です。
光熱費が節約できることが最大の売りですが、停電時にも役立ってくれるというのがもう一つの魅力です。
電気の復旧は比較的早いのですが、災害の規模や状況によってはかなり時間がかかることもあります。
そうなると、最長で8日間電気が使える家というのはかなり安心できるのではないでしょうか。
エネファームが停電時に停止している状態でも、自動で稼働して停電時専用コンセントから電気が供給されます。
その間は夏でも冬でも快適に過ごせるでしょうし、エネファームが停止するまでの間にスマホの充電などの対策準備時間が十分に持てます。
非常時に安心をくれるという点では評価が高いように感じます。
東京ガスでは、エネファームを購入したお客様の声を公開しています。
その中には、国から補助金が出るとのが良いと書かれたものもありました。
どのような製品を購入したかによっても補助金の額が異なるのですが、一例としては15万円もらえたという人がいます。
また、国だけでなく市からも補助金がもらえるところもあり、3万円もらえたという人もいました。
地震対策であったり、エコ活動に関する住まいのリフォームや新築建築であればそれに対して金銭援助をしてくれるのはありがたいですね。
エネファームもそれに相当するわけです。
余計なエネルギーを使わず、無駄な消費をせず、環境や人に有害な物質を出さないのであれば国としても推奨したいところなのでしょう。
個人的には、もう少しコスパが良くなってくれればなと思いますね。
エネファームを導入するなら床暖房も取り入れるというこのセットは珍しくありません。
東京ガスでエネファームを使うなら、冬の寒さ対策として新築、またはリフォームで利用してみても良いでしょう。
エネファームは光熱費を浮かせることができますが、ガスを使う仕組みになっているので東京ガスの協力が必要となってきます。
水素と酸素から電気が作られる時に発生する熱を床暖房にも利用できるので、エネファームと床暖房の相性はバッチリ!
出典:東京ガス 公式サイト エアコンと床暖房の併用でお部屋全体をぽかぽかに
もし床暖房を入れようと考えているのであれば、エネファームとの併用はどうかという点も考えてみると良いと思います。
ハウスメーカーではエネファームよりも床暖房を勧めているところが多いように感じるので、自分から提案して担当者の意見を聞いてみると良いアドバイスがもらえるかもしれません。
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