エネファームの寿命が「10年」ってホントなの?気になる工事費の見積もり
停電時に電気が使え、環境にも優しく熱も利用できるという良いことづくしに思えるエネファームですが、実は弱点があります。
それは寿命が短いこと。
どこの会社が作ったものか、新しいものかどうかにも左右されますが、大体10年が目安となる寿命と言われています。
それ以上使えるものもありますが、故障頻度が高くなることを思うとメンテナンス費用がかかってくるのでコスパが悪くなります。
そうなると、今までの発電量や初期費用にかかったお金を計算する時にあまりお得にならなかったと言う人もいました。
せっかく節約に期待して導入したのに、思ったような結果にならないならちょっとがっかりですね。
できるだけ長く付き合いたいものなので、私ならエネファームを導入するかどうかは家作りの際に悩むポイントになってくるなと思います。
故障が多くなったなどで、どうやらエネファームの寿命が来たなと思ったら、交換する時期が近づいてきたというサインになります。
運が良いと20年も持つものがあると聞きましたが、運が悪いと8年で故障してしまうという話もあります。
エネファームを交換する際の注意点は、導入コストの方が節約できる金額を上回らないようにすることです。
とは言ってもいつエネファームが故障するかは予測できないので、できるだけ信頼できる大手のメーカーから最新機種を買うことが、長く使える可能性を高めると意識しておきましょう。
最新のものとなるとそれだけ高いかもしれませんが、日々進化する製品のうちの一つなので個人的にはこれからの製品開発に期待したいと思っています。
もう少し寿命が延びればよりお得感も出てきて手が出しやすいのですけどね。
いつかは寿命が来てしまうエネファームは、交換するとなれば本体価格だけでなく工事費も考慮して購入を考える必要があります。
具体的にどれくらいかを書いてくれているブログがあったため覗いてみると、工事費は34.4万円となっていました。
大阪ガスの関連会社の2つに見積もりを依頼したとのことでした。
新型のエネファームで、本体価格は123万円のものを選択していました。
これだと結構高く、何年で元が取れるのか個人的に心配になってしまう価格です。
ただ、補助金が国から15万円、市から3万円出ていたため、これで少しは安くなったようでした。
もろもろを込みにし、補助金を差し引くとこの方の場合は合計で144万円になっていました。
工事費だけでも結構高いので、導入時には果たして本当にコスパが良いのかをよく検討しなければなりませんね。
商品によりますが、エネファームは10年間はメンテナンス費用が無料になっているものもあります。
となると、交換時期は少なくとも10年以降ということになりますよね。
運が悪いとそれまでの壊れてしまうなんてケースもあるようですが、15年もったら良い方と指摘しているサイトもあります。
一応どれくらいの節約になるのか計算する場合には、10~15年の間をエネファームの寿命の目安としておくと良いと思います。
そこで交換になればまた導入コストとして製品そのものの価格と工事費などがかかるので、そのサイクルでお得になるかどうかをチェックしておきたいですね。
私としては、トータルコストで見るとものすごくお得になるという意見が少ないことから、今導入するのはなしかなと思ってしまいます。
するとすればもう少し進化してからですかね。
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