火災保険 ノンスモーカー割引

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火災保険にも様々な条件で割引くシステムがあります。

 

ノンスモーカー割引がその一例、これで火災保険が少しでも抑えられれば、という発想、なのですが。

 

ノンスモーカー割引、かなり危険なものではあります。

 

特に思春期の子どもが家族にいると、、、？

 

最近盛んにCMを売っている自動車保険、よく耳にするのがリスク細分型と呼ばれる商品です。

 

事故を起こしやすい人と、起こしにくい人が同じ保険料を負担するのは不公平。

 

実際のところ自動車保険は過去の事故の実績によって等級が定められており、それで保険料が上下します。

 

でも、それだけでは不十分と感じる人が多かったのでしょう。

 

あらかじめ統計で事故を起こしにくいとされる人々、、、年齢や年間の走行距離で決まるのですが、、、。

 

そんな人たちは保険料が安く済むという方法を打ち出した、これがリスク細分型保険。

 

従来の自動車保険でも、年齢や自動車の使用目的によって、ある程度の割引はありました。

 

それをもっとはっきりさせて、割引の金額を大きくしたものと考えるとよいでしょう。

 

さて、自動車保険も火災保険も大きなくくりで見ると損害保険、販売している会社も同じだったりします。

 

ですから火災を引き起こしやすいライフスタイルの人と、引き起こしにくい人で保険料が同じとはどういうことだろうか？

 

そんな発想になるのは当然ですし、リスク細分型、、、とまではいきませんが、様々な条件で割引を設定。

 

これで他の損害保険会社との差別化を計ろうとしています。

 

その１つが、ノンスモーカー割引。

 

例えば、AIU保険が販売している火災保険に設定されている割引項目です。

 

非喫煙者世帯向けのもので、平均すると３％前後の割引となります。

 

これだけを聞くと、結構なものと思いがち。

 

では、実際の事例に当てはめると、仮に10年で保険料が20万円とすると、割引は6,000円となります。

 

この際、割引の多寡は置いておきましょう。

 

小学生の子どもがいる世帯で、誰もタバコを吸わないからといって、ノンスモーカー割引を適用させたとします。

 

最近では少なくなったとはいえ、中学生ぐらいになって親に隠れてタバコを吸うようになるなんてことはよくあるケース。

 

隠れタバコは見つかるといけないという意識が先に立ちますから、まあ危ない吸い方をしているケースの多いこと。

 

空き缶に吸い殻を入れて放置する。。。

 

いけませんね、吸い殻に火種が付いて発火します、でも隠れて吸っているだけに指導できません。

 

それで隠れタバコが原因で家が燃えました！

 

そんなときは、ノンスモーカー割引を受けていたならば、火災保険はもちろん対象外となります。

 

まあ、来客の喫煙やタバコのポイ捨てが原因の火災の場合はノンスモーカー割引でも補償は適応されます。

 

とはいえ、隠れタバコに対応していない火災保険では非常に不安。

 

で、割引される額は３％ですから、うーん、あんまり意味がないのではないですか？

 

まあ、家族が全員いい大人で、喫煙する可能性が将来的にゼロというケースならおススメとなるでしょう。

 

でも、３％の割引ですが。

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