火災保険 返戻金

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返戻金、積立型の保険でもっぱら用いられますが、掛捨ての火災保険でも存在します。

 

例えば、期間中に火災保険を解約しなくてはいけなくなった場合、一括して払っていた分は返戻金として戻るのです。

 

しかし、満額は戻ってきませんからご注意を。

 

「保険金」・「保険料」、この２つの違いはおわかりでしょうか？

 

保険金は損害が生じたときに、契約により保険会社から支払われるお金のこと。

 

略せずにいうと損害保険金、「保険金殺人」なんて物騒な事件を思い浮かべると、イメージしやすい単語です。

 

保険料は、保険をかける時の掛金のこと、「保険料を節約したい、そんなあなたに!!」CMでもよくいっていますよね。

 

ならば、「保険価格」の意味はわかりますか？

 

保険がかけられているもの(保険の対象)の価値がいくらか、金銭的に評価した金額のことです。

 

つまり、火災保険を保険の用語を用いて説明します。

 

家屋などの保険価格に応じて保険料が決められ、万が一の時に保険金が支払われる仕組みである。

 

、、、なんだかわかりづらいですね。

 

誰もが２、３本は加入しているであろう保険は、これだけ身近なものなのに、いかによくわからないままでいるか。

 

そんなことがわかる例です。

 

「返戻金(へんれいきん)」、こんな単語、保険の世界以外では使いませんし、何も知らなければまず読むこともできません。

 

返戻金とは、生命保険や医療保険などの積立型の保険の契約が満期になった時に戻ってくるお金。

 

これを指します、特に満期返戻金と呼んだりもするのです。

 

火災保険は掛捨ての保険が主になっていますが、中には積立型のものもあります。

 

例えば大手損保会社が販売している積立型の火災保険。

 

契約期間中に何度保険金を受け取っても、満期返戻金が減ることはありません。

 

ただし、保険金額の100％が支払われるような火災など大きな事故にあってしまうと、返戻金はなし、そこで契約は終了となります。

 

このような積立型の火災保険については、配当金などが特に有利でもない。

 

加えて、損保会社が経営不振?に陥った際に最初に手を入れられる、、、もっぱら配当金を減らされたりする可能性があります。

 

ですから、取り立ててお勧めするようなものではないのですが、まあ満額返戻金、火災保険にもあるよという一例として。

 

途中解約、、、引越をしなければいけなくなったとか、保険内容を見直した結果、他の火災保険に加入することになったとか。

 

火災保険の契約期間の最中に解約して戻ってくるお金を特に、解約返戻金と呼びます。

 

注文住宅を建てた、そんなケースならば10年間の長期契約で火災保険に加入していると思いますから、解約すると返戻金がある。

 

積立型の火災保険でなくても、返戻金はあるのです。

 

しかしこの返戻金、残っている保険期間の分、満額戻ってくるわけではありません。

 

他の保険に加入することを考えているならば、返戻金のマイナス分も計算に入れなければならない。

 

どの程度マイナスになるかは、保険会社に要問合せ、ということで。

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