火災保険 ツーバイフォー

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ツーバイフォーは構造的に火災に強いとされているので、火災保険料は安くなります。

 

それだけではなく、地震にも強いから地震保険料にもメリットが。

 

火災保険料の安さは公的機関のお墨付きと同じ。

 

ツーバイフォーを選ぶメリットの一つといえるのです

 

２×４インチの太さの角材を多用して、家を建てていく北米風の住宅、ツーバイフォー。

 

この角材を手に暴れまわるプロレスラーが、その昔アメリカで大人気でした。

 

聞けば、北米の建築現場で非常に一般的なツーバイフォーは、アメリカ労働者階級の象徴。

 

そんな人々の支持を集めて、そのレスラーは大人気だったのですね。

 

日本では角材を見ただけではピンときませんが、ツーバイフォーも住宅の構造の名称としてずいぶんポピュラーになりました。

 

ツーバイフォーの角材で枠組みを造り、壁や床の面で住宅を支える。

 

柱と梁で家を支える日本古来の軸組構造と比較するとずいぶん違います。

 

しかし、柱などの線ではなくて、壁の面で支えるから耐震性に優れている。

 

壁同士がきっちりひっつくので断熱性が高いなどの理由で日本でも人気を呼んでいるのです。

 

ツーバイフォーは火事に強いのですよ、なんてセールストークを住宅メーカーがしています。

 

同じ木造の軸組構造と比較しても、ツーバイフォーは火事に強いのだとか。

 

その理由はそれぞれの部屋を形成する箱を組み合わせて住宅を建てるのがツーバイフォーだから。

 

箱１つから出火したとしても、他の箱まで火の回りが遅いといいます。

 

その点、軸組構造は火の回りが早いのだとか、、、これは住宅メーカーの営業マンが話しているだけではありません。

 

日本の建築基準法においても、ツーバイフォーの多くは「省令準耐火建物」に認定されているのです。

 

省令準耐火建物と認められる他の構造を見ていくと、鉄骨造の建物などと同じカテゴリーに入ります。

 

ということで、火災保険料が安くなる、ツーバイフォーにはこんなメリットがあるのですね。

 

加えて、線ではなくて面で支えるから地震にも強いという話を先ほどしました。

 

これも、どこかの住宅メーカーが勝手に言っているわけではありません。

 

地震保険においてツーバイフォーは鉄筋コンクリートや鉄骨造の建物と同じカテゴリーに入ります。

 

ということは、火災保険料だけでなく地震保険においても料金的に安くなる。

 

こんなメリットもあるのです。

 

北米基準のツーバイフォーが火災はともかく日本の地震なんて高いハードルを、よくぞクリアしたなあ。

 

と思いがちですが、これはツーバイフォーを日本基準で改良を加えた結果。

 

その証拠に、全てのツーバイフォーの火災保険料や地震保険料が安くなるという仕組みにはなっていないません。

 

同様に全ての軸組構造の住宅が、火災や地震に弱いかというとそうではありません。

 

様々な基準をクリアしてツーバイフォー同等の強さを認められているものも数多くあるのです。

 

そんな場合、火災保険料ももちろん安くなるのです。

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