火災保険 増築部分

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増築部分の火災保険はどうするか？

 

何を増築したかによって、火災保険は別にする必要があります。

 

例えば車庫ならば、増築部分は保険に加入する必要はありませんが、離れならば加入する必要があるのです、、、ちょっとややこしいですね？

 

増築したから、その分の火災保険をどうしようか？よくありそうな悩みです。

 

火災保険は一つの建物に対して、全体で保険金額を決めるのが原則になっています。

 

しかし何を持って「一つ」と数えるか、これがなかなか難しい。

 

例えば一部屋増やしました、こんな増築部分だけ火災保険を別にかけるということはできません、、、当たり前ですけれど。

 

屋根や柱を共通で使っている場合は、増築部分も含めて一つと数えます。

 

ならば車庫を増築しました、その増築部分の車庫だけ、新たに火災保険をかけるのかというとこれも違います。

 

車庫部分は住宅、住宅の付属建物と見なされますから、その部分も含めた上で火災保険は一つなのです。

 

火災保険の対象となる住宅と同じ所有者の敷地内にあれば付属建物と見なされるのです。

 

ということは、火災保険の契約には付属建物も含まれているので、別に契約を結ぶ必要はないということになります。

 

門や塀、物置、勉強部屋、昔の建物なら独立したトイレなども付属建物。

 

母屋よりも巨大な車庫を建てた、、、特に広さに定めはありませんから、この場合も付属建物と見なすのです。

 

ただし、火災保険の契約時に当然ですが「付属建物を含む」という契約を交わしている場合のみ。

 

また、付属建物が大きくなったり増えり、撤去したりした場合は、保険会社に報告する義務があります。

 

付属建物ならばまだわかりやすいのですが、新婚の息子たちが、親の家の敷地内に別の住宅を建てたというケースはどうでしょうか？

 

付属どころか、完全に建物が独立しています、、、それ一つで生活できるかどうかが判断基準。

 

ならば別々に火災保険をかける必要が出てくるのですが、離れを増築しました、といったケースならばどうでしょうか？

 

増築部分の離れは柱や梁、屋根など主要構造部を共有していないのが一般的。

 

すると増築部分の離れは、例えば屋根の付いた廊下で連続していても別の建物と考えることになります。

 

だから、離れ部分だけ火災保険を別にかける必要があるということですね。

 

車庫は付属建物として考えるという話はすでにしましたが、中に保管されている自動車に関しては自動車保険で対応するもの。

 

大雪でカーポートと新車のクラウンがつぶれた、、、実際によくあるケースなのですが、この場合カーポートは火災保険の対象。

 

しかし、新車のクラウンは自動車保険の車両保険に加入していないと、どこからも補償はしてもらえません。

 

どこまでが付属物なのか、ちょっとややこしいですが、確認しておくべきですし、新車の内は車両保険をかけておくべき。

 

、、、最後のはちょっと違いますが、そう思いませんか？

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