火災保険 途中解約

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火災保険を保険期間中に途中解約することはもちろん可能ですが、解約返戻金は満額受け取ることはできません。

 

できることなら途中解約は避けたい。

 

火災保険への加入時に充分内容を吟味しておく必要があるでしょう。

 

新築一戸建て、念願の注文住宅を手に入れることができたならば、最長10年の長期契約、一括払いで火災保険に加入する。

 

その料金は住宅ローンに組み込んでしまう、こんなケースが一般的でしょう。

 

しかし、転勤の辞令が下ったなどで不本意ながら住宅を手放さざるを得なくなったとします。

 

ならば、火災保険をかけておく必要性が全くありませんから、途中解約をしなくてはいけません。

 

そんな場合、保険の期間に応じて解約返戻金を受け取ることができます。

 

しかし、保険期間に入っていない部分の保険料満額が戻ってくることはないのです。

 

どの程度戻ってこないのかについては、保険会社や契約の内容によって異なりますので、一概にはいえません。

 

ただ、満額はない、これは注意すべき点なのです。

 

先述の家を手放さざるを得なくなったようなケースならば、火災保険は解約以外考えられません。

 

ならば、満額は戻ってこないというのはしょうがないとあきらめはつきます。

 

しかし、保険内容をよく考えてみたら今の生活にあっていないというケースはよくあるもの。

 

10年間という長期の契約ですから、その間に家族のライフスタイルは変化して当然です。

 

更にもっと保険料が割安の保険会社を見つけたというケース。

 

こんな場合は、現在の保険を途中解約して新しい保険に加入してしまいたくなります。

 

しかし、保険期間の未到達の部分は返金されますが、満額ではないという点に注意が必要なのです。

 

保険内容や保険会社を見直す場合には、中途解約での解約返戻金がどの程度戻ってこないのか？

 

これをはっきりさせる必要があります。

 

約款を読み直してみる、保険会社に問合わせる、そして新しい保険で節約できる金額と天秤にかける。

 

こんな作業が必要になるのです。

 

とにかく新しい保険に変えた方が、保険料が安く済むから、、、こんな考えで中途解約をすると損をする。

 

手数料などが引かれた上での解約返戻金になりますから、注意が必要なのです。

 

可能ならば同一の保険会社で保険の内容を見なおす。

 

途中解約をおこなわず、こんな形での契約の見直しがおすすめになるのです。

 

それよりもおすすめは、人に言われたままに火災保険を契約しないということ。

 

住宅を新しく購入するときは、数々の手続きを踏まなくてはいけなくなりますから、非常に面倒。

 

その中で火災保険についてなど、おざなりになってしまいがち。

 

しかし、たとえ面倒でも、保険会社を含めた上で保険内容を検討して火災保険に加入することが必要なのです。

 

中途解約は、できることならば避けたいものなのですから。

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