火災保険 弁護士特約

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火災保険には加害者になった場合だけでなく、被害者になった場合に役に立つ弁護士特約が用意されています。

 

高額な出費を補償してくれる弁護士特約、火災保険に入るならば一度検討してみて損はない特約となっているのです。

 

火災や風水害で建物や建物に伴う財産が失われた場合に、その損害を補償してくれるのが火災保険の本来の役割。

 

しかし、様々な特約を加えることで火災や風水害以外のリスクからも本人や家族を守ることができるようになっています。

 

例えば、個人賠償責任特約。

 

日常生活で他人にケガを負わせてしまったり、物を壊してしまったりした場合に補償してくれる特約です。

 

具体的には、バルコニーにおいていた植木鉢が落下して、近所の人が大けがを負った。

 

所有しているマンションで排水口が壊れて、階下の部屋が水浸しに。

 

住宅が原因である必要はありません、子どもがボール遊びで近所の車にキズを付けた。

 

骨董品の壷を、高価な和服を、、、考えていけばきりがありませんが、こんな場合に相手に保険金を払ってくれる特約です。

 

加えて、付けておきたい特約に類焼補償というものがあります。

 

こちらが出した火事で、近隣の住宅などに被害を生じさせてしまった場合、その分の保険金を被害を与えた所有者に支払う特約です。

 

以上２つは火災保険に加入するときに、是非検討しておきたい特約と言えるでしょう。

 

しかし、それぞれ自動車が原因の場合。

 

例えば、運転していた自動車で近所の生垣に突っ込んでしまった、、、などのケースの場合は火災保険は対象外。

 

自動車保険を適用することになりますから、注意が必要です。

 

加害者になってしまった場合は、上記の特約で補償することができますが、問題は被害者になってしまった場合。

 

近所の子どもに大切な掛軸を破られ、子どもの親は個人賠償責任特約で対応しようとしている。

 

しかし払われる賠償金に全く納得がいかない、そんなケースもあるでしょう。

 

そんな場合に、相談したくなるのが弁護士ですが、、、これまたお金がかかります。

 

相談するだけで１時間5,000円というのが相場。

 

実際にもめごとの解決のためには着手金、報酬金、資料を作成するのに作成料、裁判所に出頭するのに出頭日当。

 

数10万円は軽く飛んでしまうものなのですが、なぜ、被害者になっているのに費用をこちらが払わなくてはいけないのか？

 

そんな場合に役に立ってくれるのが、弁護士特約。

 

相手に損害賠償請求を起こすのに弁護士に委任するといった場合に、弁護士特約を使えばその費用は保険会社からまかなわれます。

 

加害者になってしまった場合の特約、被害者になってしまった場合の特約、それぞれの特長を理解しておく必要がありますね。

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