火災保険 月払い

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火災保険を月払いにするというのは、保険料の節約の点からはデメリットしかありません。

 

ただあるのは、まとまった金額を用意しなくてもいいというものだけ。

 

火災保険料を月払いにすることはできるだけ避けるべきなのです。

 

火災保険を安くする方法として、一番初めに考えなくてはいけないのが補償内容について。

 

その場合に必要なことは想像することです。

 

今、家や家財を一気に失うような事態が起きた場合に、現在の補償内容で大丈夫なのか？を、想像して考えなくてはいけません。

 

例えば、家財については世帯主の年齢や家族構成で家財評価額が決まっており、それをもとにして保険金額を決定します。

 

しかし、その額が本当に必要かどうかを考えないといけません。

 

また、実際にそのリスクがあるかどうかについて検討も必要。

 

例えば、水害のリスクが少ない高台に一軒家を建てているのに、補償内容に水害での被害が入っているならばムダというもの。

 

ならば、補償内容を細かく見直せる保険を販売している損害保険会社を選ぶ必要があるのです。

 

そして、特約について。

 

火災で自宅が被害にあった場合以外についても、例えば家具の出し入れで、家が傷ついた。

 

こんなケースも補償してくれる特約がありますが、本当に必要ですか？

 

本当に必要な補償内容なのか想像して、よく考える。

 

これが、火災保険を安くする方法です。

 

次に、保険料の契約を長期にして、支払い方法もできる限り一括にする方法があります。

 

現在契約できる最も長期間の火災保険は10年、これと１年契約を比較すると20％弱の節約となります。

 

しかし、払い込む保険料も一括にすると用意しなければいけない金額が大きすぎる。

 

こんな場合は支払い方法を年払いにするという手がありますが、保険料は一括払いと比較して５％程度割高になってしまいます。

 

長期契約の年払いでも、毎年の保険料は結構な額になります。

 

そこで、もっと負担を軽くしたいならば、１年以内の短期契約で月払いにするという方法もあるのです。

 

月々の支払いだから額が少ないというメリットもありますが、逆にデメリットも多い方法。

 

なぜなら、長期契約ではない上に月払いになっているので、保険料が二重に割高になるからです。

 

新築一戸建て、注文住宅を建てた、ローンを組むので火災保険に加入する、、、。

 

こんな場合は、火災保険料もローンに組み込むケースが多いですから、月払いにすることはまずないと思います。

 

しかし問題は、契約期間が終わって次の契約に入るとき。

 

どうしても、まとまったお金が用意しづらい時に月払いという選択もできます。

 

しかし、メリットはすでに述べた通りほとんどなく、むしろデメリットばかり目立つ方法なのです。

 

やむを得ない場合を除いて、月払いは避けるべきでしょう。

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