火災保険 請求期限

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火災保険を使うのを忘れていた、本体ではなくて特約のケースでもなのですが、そんな場合、請求期限はあるのでしょうか。

 

法律では火災保険もは３年間さかのぼることができますから、請求期限は３年間になってはいるのですが、約款の確認が必要です。

 

家が火事で燃えた!!こんな非常事態に陥ったなら、火災保険のことをすぐに思い出し、保険会社へ連絡をする。

 

燃えたけれど火災保険のことを忘れていて、自腹で全部建て直して、、、というのでは、設定からして無理があります。

 

火災だけではありません、落雷や雪害、強風など火災保険が自然災害全般が補償対象になっているのはご存知でしょう。

 

しかし、特約、オプションの契約まできっちり把握しているでしょうか？今加入している火災保険の特約をあげられますか？

 

例えば、ポピュラーな特約に「個人賠償特約」というものがあります。

 

日常生活での偶然の事故で、他人を傷つけたり、他人の物を壊したり、、、こうったアクシデントを補償してくれる特約です。

 

近所の家に遊びに行っていた子どもが、高価な骨董の花瓶を割った。

 

相手には平謝りで弁償をして、一応の解決を見た。

 

朝起きたら家の生垣が何者かに壊されていた、、、車のあて逃げかもしれない。

 

犯人も見つからないし、どうしようもないから、自腹で修理して終わり。

 

まったく火災保険のことを思いつかないで終わらせてしまうケースはかなりありそうです。

 

しかし、火災保険の特約を思い出した。

 

ひょっとしたらこの文章を読んでいるうちに、そんなことがあったことを思い出した。

 

そんな場合、請求期限はあるのでしょうか？

 

保険法という、保険全般に関する法律があるのですが、それによると３年間で時効になってしまうとか。

 

つまり、請求期限は事故発生から３年間となっているのですが、それは保険法上でのこと。

 

実際は、保険契約を交わした際の約款には、それよりも短い期間が定められている場合が大半です。

 

しかし、保険金の請求期限が数週間とか、そういったケースはまずありませんから、一度約款を見直す。

 

もしくは、保険会社に直接問い合わせてみることをおすすめします。

 

さて、先ほど例を挙げたようなケースならばすでに弁償や修理が終わっています。

 

そんな場合、請求はできるのでしょうか？

 

この場合、被害を与えた、もしくは受けたことが立証できれば、請求期限内ならば保険金は支払われます。

 

そのためには弁償や修繕する前と後の写真や、修繕工事の見積書などが必要となってくるのです。

 

また請求期限内でも、実際に被害を受けたかどうかがわからないケース、すでに経年劣化でボロボロの生垣が壊されているなど。

 

こんな場合は、保険金を請求することが難しくなります。

 

まずは、約款をもう一度読み直すなど、自分が加入している保険をきっちり把握する必要がありそうですね。

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