無印良品の家 屋根

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屋根の色、質感、模様などにこだわるハウスメーカーもありますが、無印良品の家はどこまでもシンプル一直線です。

 

一例としてあがっていた写真を見ると、色は白に少しグレーを入れたようなもので、平たんな場所と突起のある場所とがありました。

 

コツコツと叩いてみると軽そうな印象だそうです。

 

屋根が軽いということは家に負担が少ないので、地震対策としては優秀です。

 

一方で、耐久性が低くなるため雹などが降ると傷ついてしまうことも。

 

無印良品の家の屋根はフラットが基準となっている商品もあるため、太陽光発電システムを取り入れようとソーラーパネル用に傾斜を付けるのは費用がかかりそうです。

 

いずれにせよ、屋根にデザイン性を求めるなら無印良品の家は向いていないと言えます。

 

逆に、居心地よく住むための家を探しているなら向いていると言えます。

 

無印良品の家の商品は、自然の風や光を通すデザインであることをアピールしています。

 

この考えは太陽光発電にも影響を与えていて、自然エネルギーである熱も利用しようという考えの「パッシブデザイン」を採用しています。

 

だからできるだけエアコンや床暖房を使わない生活を目指しています。

 

ネットでは、普段使っているエアコンのエネルギー消費量をグラフに表していたり、創エネについてどう考えるかを購入者に訴えかけています。

 

太陽光発電の効率はそんなに悪くはないのですが、多くの人が尻込みしてしまうのはその初期費用です。

 

この元が取れるのは何年後になるだろうと考えると、まだ今はいいか、エアコンという今までの方法でいいか、という無難な冒険しない考えに落ち着きます。

 

得をするかどうかは、ソーラーパネル購入前に要確認ですね。

 

無印良品の家の商品では、床から天井までの距離が2m30㎝というものもあります。

 

「窓の家」がそうですね。

 

一般的には2m40㎝～2m70㎝が多いので、他と比べると低い印象です。

 

しかし、無印良品の家は吹き抜けありき。

 

となれば共同スペースで圧迫感を感じることはまずないのでは？

 

実際、その家に住んでいる人も10㎝の違いで圧迫感を感じたことはないと言っており、むしろそんな背の高い家具がないから家具と天井との間が間延びしなくて良かったともあります。

 

地震対策として、食器棚やタンスを天井で支える突っ張り棒のようなものがあります。

 

これで対策をするのであれば、天井が高すぎるとそれができません。

 

このことを考えても、あるかないかわからない解放感を求めて天井を高くするのはそれだけのメリットがあるのだろうかと思います。

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