間取りを考える段階で散々もめることが、二世帯同居の注文住宅成功のコツ?
二世帯同居の注文住宅、間取りを決める段階で非常にもめる。。。
こんな話はよく聞くのですが、間取りを決める時にもめておくのは、悪いことではありません。
二世帯の注文住宅が建った後にもめる、こうなってしまっては取り返しがつかないのです。
「まあ、間取りを決めるときから大騒ぎ、もめる、もめる」
注文住宅で二世帯住宅を建てるとなると、よくある風景なのです。
考え方も世代も違う二世帯が、一つ屋根の下に同居するのですから、もめるのは当然のことなのでしょう。
もっというと、注文住宅を建てる前に間取りなど様々な点で、あらかじめもめるのは決して悪いことではありません。
もめることで、問題点が浮き彫りになり、それを改善させるための間取りを考える。
これが、本来の二世帯住宅のあるべき間取りの考え方なのです。
しかし、二世帯住居の間取りを考える段階で、しっかりと話し合うことをせずに、同居を始めてからもめる。
こうなってしまうと、正直どうしようもありません。
今さら、二世帯同居を解消するの?せっかくの注文住宅の間取りを変更するの?
ただでさえ一般受けをしない間取りの注文住宅、中古で売りに出しても悲惨な値段しか付かないものなのです。
ならば、二世帯住宅を建てる前にもめる、決して悪くないと思うのです。
まず、二世帯が同居後にもめる、1番の原因はプライバシーについて。
何だか、常に監視されているみたいで嫌だ、こんな声はよく耳にします。
これは、二世帯で共有しているスペースが多すぎるから起こること。
では、どこまでを共有して、それ以外をプライバシーのスペースにするか?
注文住宅の間取りを考える時点で、大いに検討すべきなのです。
例えば、寝室だけが二世帯お互いのプライベートスペースとするならば、徹底してそのゾーンは守るとか。
ミニキッチンを寝室に追加して、寝室プラスアルファの機能を持たせるとか。
お互いに干渉をしだすと、二世帯同居など上手くいくはずがありません。
できるだけ干渉しないように、分けるべきスペースは間取りを考える時点で、よく検討する。
こんなことが必要なことなのです。
間取りの決定前にもめるのは、注文住宅が建ってしまってからもめるよりも、よっぽどいいに決まっている。
こんな話を最初にしましたが、間取りを決める段階でもめてしまって話が先に進まない、こんなケースもあるでしょう。
そんな場合は、二世帯の同居自体から検討すべきだと思うのです。
経済的な面だとか、相続税の問題だとか、子どもが生まれてからのことだとか。
確かに二世帯同居のメリットは大きいのですが、日々もめるようなことがあれば、そんなメリットなど意味がありません。
これから、二世帯同居の生活が続けられるのかどうなのか?
そんな点を見極める上でも、間取りを決める段階で徹底して話し合い、もめる原因を取り除く努力をすべきなのです。
注文住宅の総合情報
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