富士住建が高い断熱性を持つのはなぜ?特別な断熱材を採用してないのに
断熱材に特別なものを使っていないにもかかわらず、富士住建が高い断熱性を持つのはなぜか?
寒冷地用の断熱材も用意しているのが富士住建。
オプション扱いにはなるのですが、よりすごしやすい家となるでしょう。
充実した住宅設備で評判の富士住建ですが、その一方で住宅の基本性能も非常に高いことで知られています。
基本性能とは、耐震性と耐久性、耐火性、そして断熱性。
用いられているサッシは室内側は樹脂製、屋外側はアルミ製ですし、用いられているガラスは高い遮熱性を持つLow-Eペアガラス。
ドアも厚さ60mmの耐熱ドア、これで省エネ対策等級4をクリアしているのです。
他の住宅メーカーで考えると、断熱だ気密だともっと躍起になって取り組んでいるイメージ。
断熱方法がどうした、断熱材がどうしたともっとうるさくアピールしています。
しかし、富士住建のHPを見てみると、断熱で力を入れているのはサッシとドア、それで高水準の断熱基準をクリア。
、、、そんなあっさりしたものなの?他のメーカーの取り組みと比べるとえらく簡単に感じます。
富士住建が壁や床、天井に用いている断熱材はグラスウール。
「断熱材には健康や安全、環境性能も高いグラスウールを用いています、吸音性も高いのです」というさらっとしたアピール。
この程度で、省エネ対策等級4ってクリア出来てしまうの?と肩透かしを食った気分になりますが、これには訳があるのです。
なぜなら埼玉県を中心とした、比較的温暖な地域を営業エリアとして住宅を手がけているから。
同じ省エネ対策等級でも温暖な地域ならクリアすべき数値は低くなります。
だから、断熱材に特別なものを用いたりすることなく、高い快適性を実現しているのです。
加えて温暖な地域ならば窓の断熱性を高めておいてやれば、それでほぼ完璧に。
あるデータによると70%の熱が出入りしているのは窓、これでは壁の断熱性をいくら高めようともそれほど効果的ではありません。
富士住建の営業エリアにおいてハイスペックな断熱材を壁面に使用することは、過剰であるということでしょう。
しかし、いくら温暖な関東地方といっても山がちな地域はありますし、そうなるともっと高い断熱性を要求されるはず。
そんな場合に備えて富士住建が用意している断熱材は発泡ウレタンフォーム。
これならば、シート状の断熱材を貼り付けていくような方法と比較しても、高い断熱効果が得られるということです。
断熱材に発泡ウレタンフォームを用いて吹き付けていくという「だんねつ君」と名づけられた工法。
こちらは富士住建ではオプションとなっています。
つまり、基本はグラスウールの断熱材で全然問題がないけれど、寒冷地域の場合に用いますよ、という考え方。
大正解ではないでしょうか?過ぎたるは及ばざるがごとし、、、こんなことも言いますからね。
注文住宅の総合情報
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