壁をリノベーションする時、古いことや、耐久性が悪くなっているのでそれを直したいという場合と、デザイン性を追求しておしゃれに決めたいという2種類があります。
ただ、前者だと直すだけではなく、直した後に更に手を加えます。
直すだけではリノベーションではなくリフォームとなってしまうので。
おしゃれにしたい場合、凝ったものだと壁一面を本棚に変えてしまうというものがあります。
これは読書が趣味という人の部屋だと一発でわかりますね。
自分の好みの本だけが詰まった、部屋にぴったりおさまる本棚があればテンションも上がるでしょう。
はしごも用意すればなかなか本格的になります。
また、壁を思い切って全面コンクリートにするという事例もありました。
ちょっとアメリカ映画に出てきそうなかっこいい雰囲気で、男の趣味という感じです。
リノベーションして壁紙を変えるなら、ただデザインを変えるだけでなく性能アップも目指してみると良いと思います。
壁紙が湿気を吸ってくれるものもあり、これなら雨の多い梅雨時も室内の除湿ができますよね。
珪藻土はバスマットによく使われますが、これが壁紙にも使われているものがあるのです。
ただ壁紙を変えるだけではリフォームになるので、リノベーションならそれくらいの性能アップも見込めるでしょう。
色を変えて雰囲気もガラッと変えたいなら、あえて一面だけビビットな色にするのもアリです。
実例を写真で見ましたが、インテリアを考えることによって思ったほど変にはなっていませんでした。
色が人に及ぼす影響、例えば青はリラックス効果、赤は食欲増進、などを利用すれば、各部屋に見合ったものが作れると思います。
リノベーションによって家の壁を塗り壁にすると、におい対策や除湿効果が見込めます。
塗り壁とは具体的には漆喰や珪藻土になります。
湿気を吸ったり吐いたりしてくれることで、人にとって快適な空間を提供してくれます。
目には見えないところでの活躍となると、におい対策もあげられます。
アンモニアのにおいを分解してくれる塗り壁があるので、それを採用することによって部屋の空気がいつも清浄化されます。
おしゃれ度を追求するのであれば、塗り壁の塗った後をあえて残すとその質感が良い味を出してくれます。
家の中がカフェのようになるので、ゆっくりコーヒーを飲んでくつろいだり、休日には読書をしたりネットサーフィンをするとストレス発散になるでしょう。
おしゃれと性能、両方を求めるなら塗り壁は大いにアリではないかと思います。
リノベーションまで行くと、自分でやるのは大変です。
壁を変えたいと思っても、本格的に壁をとっぱらってやるのはミスをしたらと思うとなかなか素人ではできません。
プチリノベーションをするのであれば、DIYでできるものはたくさん売られています。
それらを参考にすれば、安価で簡単で、しかもおしゃれな壁ができあがります。
例えば、モザイクタイルにしたいと思う箇所があったとしても、実際にそうするのは時間も手間もかかります。
ところが、モザイクタイルシールというものが売っているので、それを活用すれば好みのサイズに切って貼るだけで済みます。
DIYが趣味の人からすればちょっと物足りないかもしれませんが、楽にできることから初めて腕を磨くのも、失敗を避けるには良いと思います。
キッチンの壁を一部変えることから始めるのも良いですね。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- 新築マンションより中古マンションをリノベーションの方が安い?
- おしゃれなリノベーション事例も多い!どんな趣味部屋を作る?
- ヴィンテージを意識したリノベーションは無垢の床は必須?
- ハウスメーカーにリノベーションを頼む時のメリット・デメリット
- リノベーション会社を選ぶ時はどこに気を付ける?
- 和室のリノベーションで今から自分でできること
- 若い世代を中心に評判が良いリノベーション
- 一戸建てをフルリノベーションするなら、性能とデザインに注目!
- 何か1つテーマを決めてリノベーションするとキマル?
- 気になるリノベーションの価格、定価が決まっているものもある!
- インテリアはリノベーション後のイメージに合わせて選びたい
- 賃貸ヴィンテージマンションのリノベーションは性能重視?
- リノベーションの方がリフォームより価格は高くなる
- ルーフバルコニー付き物件へリノベーションしたマンションも素敵
- マンションをリノベーションした時の相場っていくらくらい?
- 基礎工事はどうする?リノベーションでするか取り壊すか
- 耐久性を高めたいなら半端なリノベーションではいけない
- 業者選びは?リノベーションを安心して頼、むために
- 費用の高いリノベーションで使いたい有担保型リフォームローン
- 激安リノベーションは本当に信用していいのか考えよう
- 水道管をリノベーションで塩化ビニル管にしてしまおう!
- 主婦のための部屋をリノベーションで作る時のポイント
- リノベーション投資で一儲けする時の注意点とは
- 総額はいくらくらいになる?リノベーションでかかる費用
- 家賃を安く、設備を良くしたいならリノベーション済の部屋!
- 無垢の床にリノベーションするメリットとデメリット
- 戸建の防音機能をリノベーションでアップさせたい
- リノベーション物件とは?どのように活用するか考えよう
- 増築リノベーションならデメリットにも目を向けよう
- 間取りの変更はスケルトンリノベーションで可能!
- ウォークインクローゼットをリノベーションで作ってしまおう!
- 木造の方が鉄骨より安くリノベーションできる?
- リノベーションにかかる費用を見積もり以外で具体的に知るには
- リノベーションの現状は失敗も多い?対策方法は
- DIYでプチリノベーションに挑戦!まずは小規模なものから
- 二世帯住宅にリノベーションする時に決めること
- リノベーション済の分譲住宅を探すにはどうすべきか
- リノベーション向きの物件の判断基準は築年数?
- キッチンリフォームでIHヒーターを計画する時に必要な電気容量
- 人気のリフォームでも万人向けとは限らない
- 庭のリフォームで生活空間を拡げる
- 断熱に関するリノベーションが必要になる物件はいつ以前のもの?
- 一般家庭をオフィスなどの仕事場にリノベーションしたいなら
- 水回りのリノベーションならメーカー選びも大切
- リノベーションするなら見積もりは複数社に頼もう!
- フローリングをリノベーションする際に選びたい会社とは
- 新築と中古+リノベーションを比較してみてわかること