リノベーションもDIYも家や部屋を改造する意味では同じですが、違いは誰がその工事を行うかです。
リノベーションは一般的に専門会社に行ってもらいますが、素人が行うことにも使われます。
一方DIYはdo it yourselfの略なので、自分が行う部屋の改造を意味します。
日本語だと日曜大工という言葉があったのですが、何でも横文字の方がかっこいいと死後になってしまいました。
DIYは素人が行う小規模なものという捉え方もしており、壁紙やキッチンにシールを貼ることで模様を少し変えたり、小物を作ってインテリアを加えることで部屋の雰囲気を変えることもそのうちの1つです。
よって、リノベーション会社が行うような大規模は工事は行わないのが普通ですが、上級者になってくると家具を作ったりすることもできるようになります。
中古住宅をDIYでリノベーションしようと思ったら、その状態によってはかなりの腕が必要となってきます。
例えば雨漏りをしているなら天井を剥がす必要もあるかもしれませんし、屋根の上に登っての作業もあります。
外壁が傷んでいるならモルタルを塗りなおしたり、タイルを購入して1つ1つ手作業で張り付けていくことも必要です。
このことを考えると、中古物件をDIYするというのはかなり大変です。
技術がないとできないことですし、知識がなければどのようにした方が良いのか判別がつきません。
リノベーション会社に頼むより費用は浮きますが、ベストな素材選びができない上に時間がかかるのがデメリットです。
便利な道具を購入しようと思ったら、費用が安いと言えどもやはりそれなりの準備は必要不可欠。
素人なら専門会社に頼んだ方が確実だと思います。
二世帯へのリノベーションをするなら、まずはその家を増築しなくて良いかどうかの判断が必要となります。
増築するなら庭を潰すのか、駐車場を潰すのか、はたまた隣の畑を潰すのかを決めます。
また、二世帯住宅にするには分離型にするか融合型にするかも決める必要があります。
分離型とは、お風呂や玄関、食事スぺースなどがそれぞれ世帯によって別で、融合型は使う設備は一緒だけども、それぞれの区画があります。
その中間を選ぶこともできます。
もし分離型なら、浴槽やキッチンなどは2つずつ必要なため、その購入と設置のためのリノベーションに費用がかかります。
元の家を半分残すと、一度骨組みだけにして組みなおすのとでは費用は大きく変わります。
場合によっては中古物件を購入した方が安くつくケースもあるので、よく検討した方が良いでしょう。
ツーバイフォー工法の家はリノベーションがしにくいとよく言われますが、実はきちんとした知識を持って行えば、工夫次第で素敵な家へと改造できます。
この工法では、動かせない壁が多いことから間取りの変更ができにくいことがデメリットです。
しかし、間取り変更をしないのであればそこまで問題ありません。
ツーバイフォー工法のリノベーションが難しいように思わているのは、実はこの工法の歴史が浅く、リノベーション会社にこの知識がまだないことも要因だと言われています。
確かに、リノベーションをする家の多くは築30年以上経った家で古く、ツーバイフォー工法の事例は少ないです。
ただ、きちんとした知識さえあれば丈夫で住みやすい家を更に良くすることができます。
そういう意味ではツーバイフォー工法のリノベーションにマイナスイメージを持つ必要はないと思います。
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