梁が見えている家は少数派なので、リノベーションで梁を良くしたいという希望を出す人はあまりいません。
そもそも梁は家の支えですし、機能として何か暮らしに具体的な役割を果たしてくれているかというと、丈夫な家を保つ以外で見当たりません。
それでもここをリノベーションしたいという場合には、梁があまりにも立派だから、ここを残したまま他を最新型にしてほしいという要望があるそうです。
立派な梁で周りが地中海風ではあまりにもアンバランスなので、ほとんどが和風や和モダンになります。
また、ハウスメーカーの知恵を借りて猫が歩ける梁を作ることもできます。
キャットウォークと名付けて販売しているメーカーがあるので、これらのアイデアをもらうのもアリだと思います。
構造躯体さえアイデア次第で役立てられるのはリノベーションの良いところでしょう。
建具をリノベーションする目的で多いのは、仕切りを作って新たに部屋を作ることです。
1つの部屋の面積は小さくなってしまいますが、プライベート空間を家族の間でも大切にしたいと思うなら必要ですよね。
部屋の小ささがデメリットとして代表的になっていますが、建具を入れて部屋割りをしてもメリットはあります。
それぞれの部屋にエアコンを設ければ、部屋が狭い分省エネルギーで効率よく空調管理ができます。
夏に暑くてもすぐにエアコンが効いてくれるのは、夏が苦手な私にとっては非常にありがたいことですね。
おしゃれな建具にしたいならば、扉を引き戸にしてみたり、ガラスを入れてみたりするのも良いでしょう。
考えることはたくさんありますが、その分選択肢も多いということ。
たかが仕切りと侮るなかれ、建具次第で家の印象すら変わってしまうものです。
どんなリノベーションをするかによってかかってくる費用はピンキリになります。
具体的数字を見積もり以外で知るのは難しいので、個人のブログやリノベーション会社の施工事例を見て、自分がしたいリノベーションに近いものの内訳をチェックしてみましょう。
大規模なものならスケルトンリノベーションと言って、一度家を骨組みだけにしてから作り直す方法もありますし、小規模なものなら壁紙と床だけ新調するという工事もあります。
また、家が木造か鉄骨かによっても費用は変わり、鉄骨の方が比較的高くなると言われています。
大体の費用を掴んでおくことも必要ですが、やはり参考程度にしかならないので複数社に見積もりをもらってから検討した方が良いと思います。
比較することでぼったくりを避けられますし、会社を競わせることでより良い案も見つけやすくなります。
自治体によってリノベーションにかかる費用に補助金が出るとことがありますが、その条件はまちまちです。
しかし、比較的もらえることが多いのは、バリアフリー、省エネ、耐震の3つのリノベーションです。
これらの工事をするのであれば、大掛かりな工事であってもお得になる可能性が出てきます。
バリアフリーだと、玄関前の階段の隣にスロープを付ける工事などがあります。
省エネならソーラーパネルや蓄電池をつけたり、エコキュートを導入することもできますし、耐震は家を補強することによって家族の命や財産を守ることができます。
どれもあって損はないものなので、将来性を考えると付けておきたいですね。
条件に合わないと補助金が出ないなんてこともあるので、自分の自治体がどのような制度になっているかを要チェックです。
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